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[小松拓也故事]为了大家!从这种想法中产生的力量

(2012-08-11 13:09:35)
标签:

娱乐

美国

复活赛

会场

日本

分类: 小松拓也的故事
124【译文】http://komatsutakuya.com/521

为了大家!从这种想法中产生的力量

复活赛剩下最终评审。

但是我依然未能决出胜负,状况岌岌可危。

这一次和以往的选秀赛不同,我绝对不能输!

只是为了那些使我得以参加复活赛、并让我重蹬选秀舞台的歌迷们,我就不能让自己有丝毫的动摇,必须坚定自己的信念。

尽管濒临危机的边缘,但是只要看到占据会场一角的我的歌迷们及父亲和妹妹,不知为什么便会感到力量倍增。

“还可以一拼!”。

最终评审仍然是1对1的歌唱竞赛。

比赛形式是:会场的演奏者用键盘给出几个简单的音头,然后和着曲调唱,进行比赛。

我的竞争对手是一位来自美国的选手。他是这个时点除我之外唯一留在节目里的外国人。

参加选秀赛的外国人很多,有韩国人、瑞典人等等,但是坚持到这个阶段的,只有我和这个美国选手两个人。

并且这次是选秀赛开始以来第一次外国人对外国人的对决。

从这个意义上,到底哪位外国选手能够在选秀赛中坚持得时间最长这一点,无疑就成了引人注目的焦点。

在会场的吵嚷声中,美国选手先唱了一曲。

他来了一曲自己拿手的叙事曲样式的英语歌曲。

唱完后会场上响起了盛大的掌声和欢呼声。

但是我非但一点也不紧张,反而迫不及待地想立刻上场来一曲。

于是我唱了一首快节奏的摇滚。

因为至今为止唱的都是节目制作方指定的稳静的叙事曲样式的歌曲,没机会唱自己喜欢的歌曲,所以说实话,“不满”已积压多时。

有时很想唱快节奏的歌曲,但是从选秀赛中一路过来一直没有这种机会。今天终于可以唱自己喜欢的歌了,机不可失时不再来,我毫不犹豫地选了一首节奏很快的歌曲。

无论是电视台的观众还是现场的歌迷,因为从来没有听我唱过快节奏的歌曲,所以说不定感到很新鲜。

并且一开始用中文唱的歌曲,唱到一半的时候我突然想到:“不管怎样这次可能是最后一次,所以不如尽情发挥一下。”于是我无视电视台的规定,后半段改用日语唱了起来(原则上这轮选秀不能唱日语歌曲)。

结果会场的观众好像被这奔放的音乐所感染,开始和着我的歌曲节奏跳了起来。

台上台下连动,会场内形成了一体。我沉浸在这种感觉中唱完了自己的一曲。

大型荧光屏上显示的结果宣告了我胜利。

我在复活赛中胜出,作为唯一的一位外国人再次回到主赛事当中去。

待续

Published on 2011年6月14日 2:44 PM。
Filed under: 小松拓也自伝「俺と中国」




 
124【原文】

人の為にという思いから生まれた力

敗者復活戦も残すは最終審査を残すだけとなってしまった。

俺はまだ勝ち残りを決められずに完全に追い詰められた状態にあった。

だがあの日の俺にはそれまでの過去のオーディションとは違い、どうしても負けられない理由があった。

俺を敗者復活戦まで導いてもう一度オーディションのステージに立たせてくれたファン達の為にも
俺はその覚悟や姿勢を最後まで貫かなければならなかった。

それだけに追い詰められたあの状況で会場の一部を陣取った俺のファン達や父、妹が見守る応援席を見ると不思議と力が湧いた。

「まだまだいける!」

最終審査はまたしても1対1の歌のパフォーマンス合戦。

会場にいるミュージシャンがキーボードを使って簡単にナビゲーションになる音をくれるのでそれに合わせて歌うというスタイルで勝ち負けを争う。

この時俺の対戦相手となったのはこの時点でオーディションに勝ち残っていた選手の中では俺以外に唯一の外国人だったアメリカ人選手。

オーディションがこの段階に至るまでには韓国人やスウェーデン人など他にも外国人が多く参加していたオーディションだったわけだが、俺とこのアメリカ人はその中でも最後まで勝ち残る事の出来た外国人同士であった。

そしてこの対戦は番組開始以来初めてとなる外国人同士の直接対決でもあった。

そういった意味では一体敗者復活戦を勝ち抜き、外国人としてどちらが最後までオーディションを勝ち進む事が出来るのか?注目のカードだったに違いない。

ざわめく会場の中、先に歌を歌ったのはアメリカ人選手の方。

彼は得意の英語曲のバラードで勝負にくる。

歌い終えると大きな拍手と歓声が会場から沸き起こった。

でもそんな状況下でも俺は不思議と緊張など感じず、かえって早く自分に歌わせろという感覚で自分の出番を待っていた。

そうした中俺はロックナンバーのアップテンポの歌を選んで歌い出す。

今までは番組側から予め指定されたしっとりとしたバラードしか歌ってこなかった経緯があったから正直自分の好きな歌を歌えない鬱憤もずっと溜まっていた。

それに時には速い歌も歌いたかったのにそのチャンスにずっと巡り合わせないでここまでオーディションをたどっていたから、この時はここぞとばかりにアップテンポの歌を選曲した。

テレビを見ている視聴者も会場のファンも俺がアップテンポで歌を歌う姿などほとんど見た事がなく新鮮だったのかもしれない。

最初は中国語で歌い出した歌を途中からは開き直って「とにかく最後かもしれないんだから好き勝手歌っちゃおう!」とテレビ局側からの制限も無視して後半は日本語で歌ってしまった。(基本的にオーディションでは日本語の歌を歌う事が許されていなかった。)

でもその弾け具合が会場の沢山の人達を巻き込んだようだ。

会場中が盛り上がり客席は総立ちとなり俺の歌に合わせてみんなが体を動かし始めたのだ。

会場中が一体となっていく感覚を味わいながら歌を歌い終える事になる。

直後発表された大型スクリーンの結果発表には俺の勝利が表示された。

俺は敗者復活戦を勝ち抜き、外国人としては最後まで残った一人として再びオーディション本戦に戻る事に成功したのだ。

つづく

Published on 2011年6月14日 2:44 PM.
Filed under: 小松拓也自伝「俺と中国」 



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