[小松拓也故事]这次甚至要求短剧!
(2012-07-15 21:15:01)
标签:
中国短剧舞蹈表演好男儿日本杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
104【译文】
这次甚至要求短剧!
15进10选秀赛。
开场式-参赛者的舞蹈表演。。
接下来的评审内容是各参赛者的歌唱表演。到这儿为止是至今为止选秀赛的定式化流程。
但是让人大吃一惊的是这之后的评审项目。
竟然要分别用中文表演短剧。
我不禁暗叹道:”啊,不愧是中国的选秀赛!竟来这么一招???”。
稍微说点题外话。在中国,就拿茶馆或中餐店的菜单来说,你会看到里面料理种类繁多。这种现象在中国非常一般。
没达到这种标准的店恐怕不会兴旺。
同样,只要听听中国人歌手的CD专辑就知道,一个歌手又唱通俗、又唱摇滚、甚至还来点说唱。这种样式在这儿一点不稀罕。
如果是日本人恐怕就会感到困惑:”这歌手的艺术样式到底是什么?”。但是在中国人看来,种类多多益善!专辑里种类塞得多合算!是这种价值观。
同样,中国演艺界的一般观点也和日本不同,不会象日本那样“歌手就是歌手”、“演员就是演员”,领域划分得很鲜明。
艺人歌唱得好理所当然。
会表演理所当然。
会跳舞理所当然。
能说会道理所当然。
会主持理所当然。
在这儿,所谓的多才多艺是基准、是象征。
(当然不能说一点没有划分。最近不搞综合,专搞单项、有自己专门领域的艺人开始崭露头角)。
去中餐店你会发现,即使菜单上料理的种类很多,但当你点菜的时候,回答你的却是“这个今天没有”、“那个已经卖完了”。这种情况经常发生。
就是说水平高水平低、喜欢不喜欢、能干不能干都不是问题。
关键是怎样表现“我这也行、那也会!”的能力、态度。在中国,无论到哪儿,这都是规范、标准。
主要以歌唱、舞蹈为竞赛项目的选秀样式到了这个节骨眼上突然来了个短剧???。
即使用日语,短剧什么的我也不行。
象我这样的现在却要准备尝试短剧???。
但是幸好,如果在第一个评审项目-歌唱评审中能够胜出,我就可以不用表演短剧。
我只能在歌唱上下赌注,如若不然毫无疑问会被淘汰。
都没能和我的搭档好好准备,我便进入了正式比赛。
待续
Published
on 2011年6月14日 2:17 PM。
Filed under:小松拓也自伝「俺と中国」
104【原文】
今度はコントまで!
15人から10人に参加者が絞られたオーディションでのこと。
オープニングはダンスでの登場。
続いての審査では参加者それぞれが歌を歌うパフォーマンスを行い、ここまではこれまでのオーディションで定番化していた流れの中オーディションは進んだ。
だがビックリしたのは次の審査の内容だった。
何とコントを中国語でそれぞれ披露しなければならなかった。
これには「さすが中国のオーディションだ!今度はこう来たかぁ???」と心底思った。
少し話が脱線してしまうが、中国では例えば喫茶店や中華料理屋のメニューを見ると膨大な種類の料理が紹介されているというのはあまりにも一般的な事だ。
この基準を満たしていないお店はまず流行らないだろう。
同じように中国人の歌手が出しているCDアルバムを聞いてみると一人の歌手がポップスからロック、はたまたラップまで歌っているというようなスタイルは決して珍しくない。
日本人だったら「この歌手は一体どんなスタイルの人なんだろう?」って少し困惑してしまうかもしれないが中国人にしてみたら色んなものを詰め込んだ方が良い!詰め込んだ方がお得!というような価値観がある。
同じように中国の芸能界では日本ほど「歌手は歌手」。「俳優は俳優」といったような一つ一つのカテゴリーが鮮明には分かれていない捉え方が一般的だ。
芸能人は歌が上手くて当たり前。
芝居が出来て当たり前。
ダンスも出来て当たり前。
喋りは上手くて当たり前。
司会も出来て当たり前。
マルチに対応出来る事がそもそもの基準値であるしステータスであるのだ。
(当然その中でもカテゴリーは分かれているし近年ではマルチではない専門分野に特化した芸能人の活躍も大分目立つようになってきているが。)
中華料理屋に入って膨大なメニューの中から注文をいざしてみると「これは今日は用意出来ない!」とかランチの早い時間帯でも「これは売り切れだ!」というような回答が返ってくる事がよくある。
つまり上手いか下手か?好きか嫌いか?出来るか出来ないかの能力的な話は別として
「私はこ~んなにも色んなものを持っていますよ!こ~んなにも沢山の能力があるんですよ。」
と人にいかにアピール出来るか?という能力や姿勢が中国ではどの世界でもスタンダードなわけだ。
歌やダンスをメインで今まで競ってきたスタイルのオーディションで今度はコント???。
日本語でやったってきっとコントなんて俺には出来ない。
そんな俺がコントに挑むかもしれない???。
一回目の歌の審査で次のオーディションへの勝ち抜きを決める事が出来れば続いての審査であるコントには参加しないで済む。
俺はその可能性に賭けなければきっと今回のオーディションで落ちてしまうだろう。
コントのパートナーになった中国人の相手ともまともな練習も出来ないまま俺は本番を迎えていた。
つづく
Published on 2011年6月14日
2:17
PM.
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