[小松拓也故事]挑战的开始
(2012-07-03 13:27:24)
标签:
日本中国好男儿休息室出演杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
093【译文】http://komatsutakuya.com/458
挑战的开始
节目即将正式开始,我在休息室里找了块人流往来较少的角落坐下,以便全力集中精神。
在中国录制电视节目和日本有所不同,给节目演出人员准备专用休息室的情况并不多。
除非是非常有名的大人物,一般的演出者往往没有属于个人的专用休息室。
因此,所有工作人员,以及全体演出人员共用的大房间就是参赛选手们的休息室,同时也是化妆间和服装间。
面对“加油!好男儿”这样的后台环境,一开始我感到很不适应。
因为休息室内人来人往,到处都是各种化妆道具和演出服装,总体上就是一片吵杂混乱,我实在很难在这样的环境里集中精神进入自己的世界。
不仅如此,习惯了日本工作环境的我认为工作人员和其他相关者在现场从各个角度出发关心演出人员是理所当然的,可没想到中国的工作现场竟完全没有这种感觉,令我惊讶不已。
无论是演出人员还是工作人员,中日双方在这方面的意识和习惯上截然不同。
在中国,即使临登场的演出者正在专心思考或背台词,也常常会有工作人员若无其事地前来搭话。
如果在日本,除非发生了相当重要、紧急的情况,否则工作人员绝对不会打扰专注中的演出者,但在中国这种事却是极为普遍且理所当然的。
应该说对事物的思考方式和习惯从根本上就不一样。
通过参加这次选秀比赛,以后我也逐步体会学习到诸如此类的文化差异。
不过我当时并没有余力关心这些。
因为节目的第一次正式录制已经近在眼前。
要是落选了就只好直接打包袱回日本了吧……
不可否认,最初内心某处的确存有落选了也无所谓的想法,可当我真正面临比赛开始的那一瞬间,果然还是不想输,既然参加了就要获胜留下来!
当我坐在那间吵杂喧闹的休息室的角落时,脑海中一个劲儿地模拟着正式比赛时的场景。
就算到时候紧张得大脑一片空白,哪些地方是一定要小心注意的、哪些表现是一定要好好完成的……我全力思索着问题的答案。
随着心跳不断加速,休息室内终于响起了工作人员的指示声。
“正式录制即将开始,请各位演出人员集合!”
属于我的小小挑战正要开始。
待续
093【原文】http://komatsutakuya.com/458
オーディション本番直前の俺は集中しやすいように控え室の中でも人通りの少ない隅っこのエリアに座る場所を確保した。
というのも中国のテレビ番組の収録というのは日本とは違い出演者専用に楽屋が用意されるケースというのは多くない。
よっぽどの大物でない限り個人に対して与えられる楽屋などは尚更考えにくい。
その為メイク室と衣装部屋を兼ねたスタッフを含めた全ての出演者達が兼用する大部屋が出演者にとっての楽屋となる場合が主流だ。
「加油!好男児」のオーディションもそういった環境下での舞台裏だったから当初はこの様子に戸惑う事になる。
何故なら控え室は多くの人やメイク道具、衣装などの物で溢れ返り非常にごった返していたし、とにかく騒がしくて自分の世界に集中しようにも集中しにくい状況だった。
更に日本ではスタッフさん達を始め関係者が現場では出演者に様々な角度から気を使ってくれる事が俺にとって当たり前だったから、意外なほど中国の現場ではそれが感じられない事にも驚いた。
出演者側もスタッフ側も日本とはこういった意識や習慣が全く異なるのだ。
中国では出演前で考え事をしていたり台本を覚えていたりしても平気に話し掛けてくるスタッフや関係者も少なくない。
日本の現場ではよっぽどの用事がなければそういった集中している出演者に対して声をかけたりしないだろうが、中国では非常に当たり前にこういった事が起こる。
そもそも物事の考え方や習慣が違うのだ。
俺はオーディションを通しながらこういった事も学習していく事になる。
だがあの時はそんな余裕はなかった。
もう間もなく初めてのオーディション番組収録を目の前に控えていたのだ。
落ちてしまえばそのまま日本に帰る事になるだろう…。
最初は落ちてもいいとどこかで考えていた俺だけれど、本番を目の前に控えたあの瞬間はやっぱりどうせなら受かって勝ち残りたいと思っていた。
あの時騒がしい控え室の隅っこで俺が頭でずっと考えていたのは本番中の演出やシュミレーションの事ばかり。
本番中緊張して例え頭が真っ白になったとしてもこれだけは気をつけよう!とかこれだけはきっちりやり切ろうとか自分にテーマを課した。
鳴り止まない心音が激しさを増していく中、ついにスタッフの声が控え室に響き渡る。
「本番が始まるから出演者はみんな集まって!」
俺の小さな挑戦が始まろうとしていた。
つづく
Published on
2011年6月13日 11:54
AM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」