[小松拓也故事]摆脱拐杖
(2012-06-23 00:15:40)
标签:
小松拓也拐杖石膏跟腱通心杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
084【译文】http://komatsutakuya.com/440
摆脱拐杖
阿基里斯腱断裂后刚过一个星期我就明显发现自己的腿变细了。
日常生活中就算不刻意做运动,只是普通行走就能锻炼到肌肉,而用石膏把腿固定住完全不能动以后,肌肉竟会这么快就消瘦下去,我对人体变化之迅速大吃一惊。
绑石膏期间另一个麻烦就是洗澡。
每天洗澡都要用塑料袋包好石膏当心不能弄湿,而且洗的时候还要把因为被石膏固定而不能弯曲的左脚伸得笔直,这样洗个澡不仅麻烦还要浪费很多时间。
这样的生活持续了差不多一个月的时候,医生终于开金口说我可以不用依靠拐杖了。
一开始我误以为终于可以拆掉石膏而欢欣雀跃,但医生说虽然可以不用拐杖但要拆石膏的话还得再过一段时间,结果空欢喜了一场。
扔掉拐杖当天,石膏的脚尖部位装上了一块起到鞋跟作用的底板作为代替。
并开始练习用这块板接触地面一瘸一拐地行走。
依靠拐杖走路很消耗体力容易疲劳,而像现在这样一瘸一拐地前进也绝不轻松,但即使如此我还是向着痊愈又近了一步。
伤势每好转一分,我就仿佛看到了一点希望,这种好像看着自己成长的、活着的充实感非常不可思议。
通过这次受伤,我觉得自己很多内在的东西一度被清零复位,然后又不断地被一次次更新,在这样的状态下我又重新回到了人生的轨道上。
拖着伤腿一瘸一拐地如新生稚儿般蹒跚前行的样子是这么的令人通心、不忍目睹,可我终究向未来跨出了新的一步。
待续
Published on
2011年6月13日 11:45 AM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」
084【原文】http://komatsutakuya.com/440
アキレス腱を切って一週間も過ぎると見た目ではっきりと分かるほど足が痩せ細った。
スポーツなどを特にするわけでなくて日常の中で普通に歩いているだけでも筋肉というものは鍛えられているようで、それをギブスで固定して全く使わなくなるとこんなにも一瞬であっさりと筋肉は落ちてしまうのだとその変貌ぶりに驚愕した。
ギブスをしている間もう一つ辛かったのはシャワーを浴びる事だった。
毎日ギブスの上にビニール袋を被せてギブスを湿らせないよう注意してシャワーを浴びたのだが、その作業は片足を濡らさないよう気を使うだけでなくギブスで固定され曲がらなくなった左足を伸ばしながらシャワーを浴びねばならず時間を要したし非常に不便だった。
そんな生活を始めてから一ヶ月ほど経った頃、医者から松葉杖の解禁を伝えられる。
一瞬ギブスをようやく外す事が出来るのだと勘違いしぬか喜びをするのだが松葉杖は不要になってもまだギブス脱却までは時間が必要なようだった。
松葉杖が必要なくなった代わりにその日からギブスのつま先部分にヒールのような役割を果たす板が取り付けられた。
その板を地面に着かせながらびっこして歩く練習が始まったのだ。
松葉杖で歩く作業は体力を使い本当にしんどかったしびっこしながら歩く作業も決して楽ではなかったが、それでも俺はこの時一歩前進したのだ。
不思議なものだが怪我が少しずつ治っていく経過は俺にとって希望のような感覚を味わえたし、自分の成長を感じられるようで生きている実感があった。
怪我をする事で俺の中で色々なものが一度リセットされその上に新たにアップデートを重ねていくような感覚の中俺は再び人生を歩き始めた。
よちよち歩きにも似た片足ずつびっこを引きながらの無様な痛々しい歩き方だったが、俺は確実に新たな一歩を踏み出し未来へと向かい始めたのだ。
つづく
Published on 2011年6月13日 11:45 AM.
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小松拓也自伝「俺と中国」