[小松拓也故事]《直到樱花盛开》杀青
(2012-06-08 09:15:42)
标签:
杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
069【译文】http://komatsutakuya.com/404
《直到樱花盛开》杀青
拍摄日间连续剧《直到樱花盛开》共耗时约4个月。
每天醒来眼前都有工作等我去做,和拍摄现场互相激发的演员、工作人员们的相处也十分愉快,这样的生活让我明白了什么叫充实,而每天都能发现自己成长的感觉又赋予了我心灵上的余裕。
所以拍摄期间我做到了心无杂念的全心投入,只考虑演好眼前的戏这一件事。
然而随着拍摄进度接近完成,心中渐渐开始生出了焦急和杂念。
虽然万分不愿意,但我忍不住觉得那时的自己和以前《女医》、《教习所物语》杀青时的自己站在了同样的境地。
明明出演了电视剧的主要角色却不能以此吸引下一份工作,像这样红不起来的演员岁月持续了多年。
“也许这次说不定还是会走以前的老路……”
不安化为焦虑,日益增强。
而事实上拍摄临近完成时,的确没能看到下一份活儿的任何影子。
已经不想再重蹈覆辙了。如果这次拍摄结束以后还是要继续以前那样的赋闲生活的话,我究竟该如何是好?
时值26岁。
‘从演艺界引退。’
曾经数次划过脑海的想法,此时越发鲜明了起来。
结果,直到《直到樱花盛开》正式杀青那刻为止,下一份工作依然没有敲定的迹象。
待续
069【原文】http://komatsutakuya.com/404
昼ドラ「桜咲くまで」の撮影は約4ヶ月間かかった。
その間毎日俺は仕事が常に目の前にある現実や撮影現場で刺激し合えるスタッフやキャストの皆さんと一緒に過ごせる事に充実感を感じていたし、日々成長を感じる事の出来る自分にも心のゆとりを覚えていた。
だから撮影終盤に差し掛かるまでは目の前の芝居の事だけに集中して没頭出来たし雑念はなかった。
だが撮影が終盤に差し掛かりだすと次第に気持ちの中に焦りや雑念が過ぎるようになり始める。
以前レギュラーで出演した女医や教習所物語のクランクアップを迎えた時と同じ境遇に立っている自分を嫌でも意識したからだ。
ドラマにレギュラーとして出演しながらもそのチャンスを次の仕事に繋げられず売れない役者を長年続けてきた。
「もしかしたら今回もまた同じ道を歩かないといけないかもしれない…。」
そんな不安が焦りとなって日に日に強くなっていく。
事実撮影終盤に差し掛かっても次の仕事の予定の目処は全く立っていなかった。
もう二度と過去の繰り返しは嫌だったしもし撮影を終了した後、以前と同じようにまた仕事のない日々が続く事があるのだとしたら俺は一体どうするのだろう?
当時26歳。
過去に何度となく頭をかすめてきた芸能界から身を引くというイメージ。
その考えがこの頃から更に色濃く深くなっていく。
そうして俺は結局次の仕事の目処がつかないまま昼ドラ「桜咲くまで」をクランクアップしたのだ。
つづく
Published on 2011年6月13日 11:26 AM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」