[小松拓也故事]日间电视剧《直到樱花盛开》
(2012-06-02 08:50:42)
标签:
杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
063【译文】http://komatsutakuya.com/386
日间电视剧《直到樱花盛开》
正好就在我开始担心钱的问题的时候。
某部日间电视剧的甄选消息传到了我这里。
《直到樱花盛开》,一部描写家人间故事的作品。
我想要争取的角色是全家的长子,他是毕业于东京大学的精英分子,但出社会后遭遇挫折变得闭门不出。
剧中扮演父母的演员已经确定,由渡边裕之饰演父亲,市毛良枝饰演母亲。
如果我能顺利取得角色,这次的工作对我来说绝对意义重大。
所以我做好万全准备迎来了甄选当天。
甄选会场聚集了众多参加者,其中相貌英俊的和气势逼人的也大有人在。
以前虽说也经历过不少甄选,可几乎没有脱颖而出过。所以在《直到樱花盛开》的甄选现场看的参加者们每一个看上去都好像实力非凡的厉害演员。
只是我也不想输,拼命集中精神保持自我,不断跟自己强调说我是这些人当中最厉害的。
10个参加者为1组,被喊到以后进入导演和其他创作人员等待的选拔室,分别做完简单的自我介绍后必须根据事先拿到的简短剧本展示演技。
然后轮到我出场表演了。
看了一通周围人的演技,感觉大家的表现没什么太大差别,我索性破罐子破摔地用夸张的演技表演了一番。
和别人做相同的事也不能给人留下印象。
暂且不论好坏,首先必须展示自己的个性!
因为当时太投入,细节部分我也记不清了。
唯一清楚记得的就是甄选眨眼间便结束了。
被告知几天后会通知我们结果,于是当天就先回去了。
要问我对结果有没有信心,老实说我也不知道。但至少在一起接受甄选的10个人当中,我感觉我应该是最突出的一个。
总之,在结果出来以前,我所能做的只有等待。
待续
063【原文】http://komatsutakuya.com/386
お金の心配が頭をかすめ始めたちょうどその頃。
ある昼ドラのオーディションの話が俺の下に入り込んできた。
「桜咲くまで」という家族の物語を描いた作品のオーディションだった。
俺が受けたのは一家の長男役で東大出身のエリートなのだが社会に出た後挫折をして引きこもりになってしまったという役柄だった。
父親役を渡辺裕之さん。
母親役を市毛良枝さんが演じる事が決まっていたし、決まれば俺にとっても本当に大きな話。
当然大きな覚悟でオーディションに臨んだ。
オーディション会場には多くの参加者達が集まっていて格好いいヤツも雰囲気あるヤツも大勢いた。
過去にも何度となく経験してきたオーディションだったが俺にはオーディションを勝ち上がったという経歴がほとんどなかったし、桜咲くまでのオーディションでは周りの参加者達がみんな強大に映ったし凄い役者ばかりに見えた。
ただ俺も負けたくなかったし必死で自分を見失わないように精神統一をし、俺がこの中で1番なんだと強く自分に念じて聞かせた。
参加者は10人1組で監督や演出家達が待つオーディションルームに呼び込まれ自己紹介をそれぞれ簡単に済ませると元々手渡されていた短い台本に従って演技を披露しなければならなかった。
そうして俺の出番がやって来て芝居を披露する順番になった。
周りの役者の芝居を一通り見てきてあまり誰が演技しても大差がないなと心の中で感じていた俺はわざと開き直って大袈裟に芝居をしてみせた。
人と同じ事をやっていても印象に残らない。
良いか悪いかは別としてまずは自分という人間をアピールしなくては!
夢中だったから細かい事はよく覚えていない。
でもあっという間にオーディションが過ぎてしまった事だけははっきり覚えている。
数日後に結果の知らせが入ると伝えられその日は帰る事になった。
自信があるかと言われれば正直よく分からなかった。でも少なくても俺と一緒にオーディションを受けた10人の中では一番目立てたような気がする。
とにかく俺はそれから数日結果が出るのを待つしかなかった。
つづく
Published on 2011年6月11日 12:05 PM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」