[小松拓也故事]事务所的后辈杉浦太阳的存在
(2012-05-09 04:05:09)
标签:
杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
039【译文】http://komatsutakuya.com/304
事务所的后辈杉浦太阳的存在
在电视剧《教习所物语》中饰演了好角色却没能借此连接下一个工作机会的我,再次远离了现场。
电视剧拍完后动了手术的半月板的伤势也开始痊愈,这时我将自己投入音乐之中。
因为受到很多人关于演技的批评,我开始怀疑自己也许没有演戏的才能,逐渐失去了信心。
音乐对我来说就像是个全新的挑战,况且唱歌、写词和作曲的时候也令我感到纯粹的快乐。
可那个时候我的目标究竟是什么……?
现在回想起来才发现,当时的自己完全没有集中精力地全力去做某一件事情。
我热衷于音乐的同时,也没有彻底放弃演员的梦想。
要说努力学习了音乐,可是和专业音乐人相比我的热情也不过是兴趣的程度。如果真心想把音乐作为一生的事业,那就应该更加全心全力地投入付出。
而要说演员的梦想还没有终结,那就应该尽可能赋予自己能够演戏的环境。
结果不管是音乐还是演戏全都是半吊子,这样的我自然不可能具备留下任何成果的能力。
于是就在这个时候,下一个工作终于到来,我得到了由当时事务所的后辈杉浦太阳主演的《高斯奥特曼》的出演机会。
杉浦君从以前开始就开朗、爽快,他仿佛有一种能把自己的能量分给他人的不可思议的能力。
拥有给予他人某种东西的能力。
也许这正是杉浦君拥有而当时的我所缺乏的东西。
待续
039【原文】http://komatsutakuya.com/304
ドラマ教習所物語で非常に良い役柄を演じながら次の仕事やチャンスに繋げる事の出来なかった俺はまたしばらく現場の仕事から遠ざかる。
ドラマ撮影後に手術をした半月板の傷も癒え始めるとその頃には音楽に没頭する事になっていた。
芝居はもしかしたら才能がないかもしれないと思い始めていたし、色々な人間から批評を受けて完全に演技には自信を失くしていた。
音楽は何だかそんな俺にとって新たなチャレンジだったし単純に歌ったり曲や詞を書いている時間が楽しかった。
でもそもそもあの頃の俺は何を目指していたのだろう????
今振り返れば自分が本気でやろうとしている事が全くフォーカスされていなかった事に気付く。
俺は音楽に没頭する一方で役者の夢も諦めかけずにいた。
音楽自体努力をしていたといってもそれは様々なミュージシャン達と比べた場合、しょせん趣味程度の情熱しかなかったわけで本気でそれを生業にしたいと考えるならもっともっとやり込まなければならなかった。
役者の夢も終わらせていないならとにかく芝居が出来る環境を自分に与えるべきだった。
結局音楽も芝居も中途半端だったし、そんな俺に結果を残していける能力など備わるはずもなかった。
そうしてそんな最中次にやってきたチャンスは当時事務所の後輩だった杉浦太陽が主演を務めていたウルトラマンコスモスへの出演だった。
杉浦君は昔から明るく爽やかで対峙する人に元気を分け与えるそんな不思議なパワーを持っていたように思う。
人に対して何かを与える事が出来る能力を持った人達。
杉浦君にあって当時の俺になかったものはまさにそれかもしれない。
つづく
Published on 2011年6月11日 11:06 AM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」