[小松拓也故事]以惨败告终的台湾留学
(2012-04-20 09:10:04)
标签:
杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
020【译文】http://komatsutakuya.com/247
以惨败告终的台湾留学
在台湾留学的日子里。
从下决心和当时交往的台湾女友分手到实际上真正分开,当中隔了一段不短的时间。
她没有轻易接受分手的要求。
这位患有“说谎癖”的女友。
最初让我信赖的她的话语随着种种谎言的拆穿而渐渐变得不再可信。
“究竟哪一部分的她才是真实的她……?”
和女友分手的想法产生后没过多久,我为了回日本过年一度离开了台湾。
在回到日本那十天左右的短暂日子里,我每天都要接到来自女友的电话攻势。
而且每次都是深夜两三点的时候打过来。
因为她知道,这个时间的话我没办法假装不在,也不能找借口不接电话。
那个年代手机尚未普及,一般使用的是固定电话。
家里固定电话的母机放在父亲的房内,电话一响必然是父亲最先被吵醒。
当然我总不能看着父亲的睡眠天天被她的午夜电话惊扰,无数次跟她强调不要再打过来了。
可她每次都用“亲戚家发生了不幸的事故”、“今天遇到了很难过的事情”等等作为借口,依然每天打电话来哭诉。
拼命地想要引起我的关心。
然而她这种过度的言行反而将我的心愈发推向了远处。
新的一年开始后我返回了台湾,但很快就被日本的演艺事务所社长叫回了日本,因为在台湾逃课的事情被事务所发现的那一刻就决定了我不能再留在台湾。
思乡之情让我心理失衡,开始越来越多地逃课。伤心寂寞中我驱使着半生不熟的中文开始交往的女友又以出人意料的形式,在两个人之间筑起了一道鸿沟。
因为相信着女友而坚持为她辩护的日子里渐渐被亲近的朋友们疏远,当我意识到时,自己竟已落到了不得不像逃兵一样离开台湾的地步。
这就是我至今从未向人透露过的台湾留学生活的结局。
待续
020【原文】http://komatsutakuya.com/247
台湾への留学時代。
当時付き合っていた台湾人の彼女と別れようと決意してから実際は別れるまでしばらく時間がかかってしまう。
彼女は簡単に別れを受け入れてくれなかった。
虚言壁を持っていた彼女。
最初は信じていた彼女の言葉も色々な事が明るみになるにつれ段々と信じられなくなっていった。
「一体どこからどこまでが本当の彼女なのか????」
彼女と別れようと考えだしてから間もなくして俺は年末年始を日本で過ごす為、一度台湾を離れる事になる。
帰国していた期間は10日前後だったがその短い時間の中でも彼女からは毎日電話攻勢を受ける事になる。
しかもわざと決まって深夜の2時、3時ぐらいに電話をかけてきた。
万が一俺が居留守を使った場合でもこの時間なら言い訳をして電話に出ない事が出来ないのを彼女は知っていたからだ。
当時は携帯電話がまだ普及していなかったし固定電話の時代。
電話機の親機が置いてあるのは父の部屋だったから電話が鳴ると父は必ず真っ先に起こされてしまう羽目に遭う。
当然父には毎回電話が鳴る度に迷惑をかけたし、俺ももう電話をしないように何度も強く彼女には促した。
それでも毎回「身内に不幸があった」、「今日はこんな辛い事があった」などと泣きながら電話をかけ続けてきた。
俺の気を必死で引こうとしたのだろう。
でも度が過ぎた彼女の言動は俺の心を益々彼女から引き離すだけだった。
新しい年が始まり再び台湾に戻った俺だったが今度は日本の芸能事務所の社長に学校をサボっている事がバレてしまい、その時点で日本へ呼び戻されてしまう事が決まった。
ホームシックにやられ心を病み、次第に学校をサボりはじめ、寂しさの中片言の中国語でコミュニケーションを取りながら付き合い始めた彼女とは意外な形で溝が出来る。
彼女を信じてかばい続けていた時期に仲の良かった友達とも疎遠になり出し、気が付いてみたら俺は逃げるように台湾を後にしなければならない自分と向き合っていた。
これが初めて他人に明かす俺の台湾留学の結末だった。
つづく
Published on 2011年6月10日 12:00 PM.
Filed under:
小松拓也自伝「俺と中国」