加载中…
个人资料
  • 博客等级:
  • 博客积分:
  • 博客访问:
  • 关注人气:
  • 获赠金笔:0支
  • 赠出金笔:0支
  • 荣誉徽章:
正文 字体大小:

日语综合教程第七册第七课  在城崎(二)

(2010-06-08 17:34:48)
标签:

在城崎

志賀直哉

随笔

杂谈

分类: 日语综合教程第七册

日语综合教程第七册第七课  在城崎(二)

作者:志贺直哉

翻译:王志镐


蜂的遗骸被冲走、从我的视野消失后,不久又发生了一件事。一天上午,我走出住地,打算朝圆山公园方向走去,顺便沿着圆山川看一看河流流向日本海的壮观。在“一汤”公共浴场前,小河在道路的中间缓缓流过,汇入了圆山川。当我来到某个地方,只见桥上岸上人头攒动,一边在瞧着河里的什么东西,一边在吵吵嚷嚷。原来他们在观看一只被扔进河里的大老鼠,老鼠拼命地游泳,企图逃走,颈部却被一根七寸长的鱼叉刺穿,脑袋后面和咽喉下各露出三寸左右。老鼠想爬上河堤的石墙,两三个小孩和一个四十来岁的车夫在向它投石头,却怎么也投不中。石头啪嗒啪嗒打在石墙上弹回来,看客们大声笑闹着。老鼠好不容易将前足攀上石墙的缝隙,想要钻进去,但是马上被鱼叉卡住了,又掉到了水里。老鼠在想方设法逃命,人们虽然看不懂它脸上的表情,不过从它的动作中可以明确无误地看出,它已经竭尽全力。老鼠似乎觉得只要逃窜到什么地方去就能活命,于是带着长长的鱼叉,又向河流的正中央游去。小孩和车夫越发觉得有趣,兴高采烈地投掷石头。在一旁洗涮台阶前觅食的两三只鸭子,因为飞来的石头而受惊,伸长脖子四处张望。石头嗖嗖地落入水中,鸭子们突然发了疯似的,伸长脖子,一边狂叫,一边急忙摆动双腿向上游的方向游去。我不想看见老鼠最后的惨象,虽然必死无疑,却不甘愿赴死,束手就擒,它那竭尽全力逃窜的样子,离奇地深深留在我的脑海。我深深陷入一种孤寂而厌恶的心情,心想那是真的吗?在得到我所祈盼的安宁之前,竟然要受那样的痛苦,真是可怕。我想,即使我对死后的安宁有亲切感,可是死亡之前那样的骚动是多么可怕!动物不懂自杀,在临死之前必然要不断挣扎。如果老鼠的命运发生在我自己的身上,我会怎么样呢?我是否会与老鼠一样作垂死挣扎吗?我不禁想到,自己在受伤的情况下,与老鼠是多么相似!我做了我所能做的一切,决定了自己该去的医院,指定了去医院的方法,还想好了,如果医生不在家,去了不能马上手术的话就麻烦了,所以事先请人打了电话。在几乎失去意识的状态下,对处理最重要的事情,脑子竟如此敏锐,事后我自己也觉得有点儿不可思议。加之我的伤是否致命,是我自己的问题。不过,尽管想到了伤是否致命,我却几乎没有被死的恐怖所吓倒,我对此也觉得有点不可思议。“是致命的,还是不致命的?医生怎么说?”我问身边的朋友。“据说不是致命伤。”他这样说。经他这么一说,我马上精神振作起来。由于亢奋,我感到非常快乐。如果听说是致命伤的话,我又会如何呢?那时的我真是难以想象,我会变得很脆弱吧?不过我总觉得自己不会像平时所想的那样,被死的恐怖所吓倒。即使我被告知是致命伤,我想自己也会自救,会作努力。那种情况与老鼠的情况绝对没有什么不同。再设想一下,如果那种情况现在真的发生的话又将如何?我以为,我仍然会一如既往,以不变求万变,心里所祈望的安宁,一定不会马上受到现实的影响。但是我以为,在双方都当真的情况下,受现实的影响也好,不受现实的影响也好,都是不得己的事情。


 そんな事があって、又暫くして、或夕方、町から小川に沿うて一人段々上へ歩いていった。山陰線の隧道の前で線路を越すと道幅が狭くなって路も急になる、流れも同様に急になって、人家も全く見えなくなった。もう帰ろうと思いながら、あの見える所までという風に角を一つ一つ先へ先へと歩いて行った。物が総て青白く、空気の肌ざわりも冷々として、物静かさが却って何となく自分をそわそわとさせた。大きな桑の木が路傍にある。彼方の、路へ差し出した桑の枝で、或一つの葉だけがヒラヒラヒラヒラ、同じリズムで動いている。風もなく流れの他は総て静寂の中にその葉だけがいつまでもヒラヒラヒラヒラと忙しく動くのが見えた。自分は不思議に思った。多少怖い気もした。然し好奇心もあった。自分は下へいってそれを暫く見上げていた。すると風が吹いて来た。そうしたらその動く葉は動かなくなった。原因は知れた。何かでこういう場合を自分はもっと知っていたと思った。

发生了那件事之后,又过了不久,一天傍晚,我从小镇出来,沿着小河独自渐渐向上走去。在越过山阴线隧道前的铁路线时,道路变得狭窄了,路面也变得陡峭了,而河流也同样变得湍急了,民居全都看不见了。正想返回,可是又想走到那个能看见的地方,于是顺着道路一个又一个拐角,一步一步向前走。四周的景物全都一片苍白,空气凉飕飕的,周围的寂静反而是我感到心神不定了。路边有一棵巨大的桑树,路对面伸过来的桑树枝上,只剩下一片桑叶,以同样的节奏摆动着,摆动着。没有风,除了流水之外,寂静中只见这枚桑叶在始终摆动着,摆动着,忙忙碌碌,总也不停。我觉得真是不可思议,也多少感到有点恐怖。但是在好奇心的驱使下,我往下边走去,又抬头向上看了一会儿。于是乎风吹来了,这么一来,摆动的叶片倒不动了。原因找到了。我想,对这样的情况,自己了解得更清楚了。

      
 
段々と薄暗くなって来た。いつまで往っても、先の角はあった。もうここらで引きかえそうと思った。自分は何気なく傍の流れを見た。向う側の斜めに水から出ている半畳敷程の石に黒い小さいものがいた。いもりだ。未だ濡れていて、それはいい色をしていた。頭を下に傾斜から流れへ臨んで、じつとしていた。体から滴れた水が黒く乾いた石へ一寸程流れている。自分はそれを何気なく、踞んで見ていた。自分は先程いもりは嫌いでなくなった。蜥蜴は多少好きだ。屋守は虫の中でも最も嫌いだ。いもりは好きでも嫌いでもない。十年程前によく蘆の湖でいもりが宿屋の流し水の出る所に集っているのを見て、自分がいもりだったら堪らないという気をよく起した。いもりに若し生れ変ったら自分はどうするだろう、そんな事を考えた。其頃いもりを見るとそれが想い浮ぶので、いもりを見る事を嫌った。然しもうそんな事を考えなくなっていた。自分はいもりを驚かして水へ入れようと思った。不器用にからだを振りながら歩く形が想われた。自分は踞んだまま、傍の小鞠程の石を取上げ、それを投げてやった。自分は別にいもりを狙わなかった。狙ってもとても当らない程、狙って投げる事の下手な自分はそれが当る事などは全く考えなかった。石はこッといってから流れに落ちた。石の音と同時にいもりは四寸程横へ飛んだことをしたと思った。最初石が当たったとは思わなかった。いもりの反らした尾が

自然に静かに下りてきた。するとひじを張ったようにして傾斜に堪えて、前へ突いていた両の前足の指が内へまくれこむと、いもりは力なく前へのめってしまった。自分はとんだことをしたと思った。虫を殺すことをよくする自分であるが、その気が全くないのに殺してしまったのは自分に妙な嫌な気をさした。もとより自分のしたことではあったが、いかにも偶然だった。いもりにとっては全く不意な死であった。自分はしばらくそこにしゃがんでいた。いもりと自分だけになったような気持ちがしていもりの身に自分がなってその気持ちを感じた。かわいそうに思うと同時に、生き物の寂しさをいっしょに感じた。自分は偶然に死ななかった。いもりは偶然に死んだ。自分はさびしい気持ちになって、ようやく足下の見える道を温泉宿のほうに帰ってきた。遠く町外れの灯が見え出すた。死んだ蜂はどうなったか。その後の雨でもう土の下に入ってしまったろう。あのねずみはどうしたろう。海へ流れて、今頃はその水ぶくれのした体をごみといっしょに海岸へでも打ち上げていることだろう。そしてしなかった自分は今こうして歩いている。そう思った。自分はそれに対し、感謝しなければ済まねような気もした。しかし実際喜びの感じはわきあがってはこなかった。生きていることと死んでしまっていることと、それは両極ではなかった。それほどに差はないような気がした。もうかなり暗かった。視覚は遠い灯を感ずるだけだった。足の踏む感覚も視覚を離れて、いかにも気分を誘っていった。

 三週間いて、自分はここを去った。それから、もう三年以上になる。自分は脊椎カリエスになるだげは助かった。

天渐渐暗了下来,我一直往前走去,前面总是有拐角。心想就此返回吧,便无意中瞅了瞅旁边的小河,在河对面一侧,一块斜着露出水面的、约半块榻榻米大小的石头上,有个黑色的小家伙。这是一只蝾螈,身上湿淋淋的,颜色很好看。脑袋顺着倾斜的石头向下,面对着河流,一动不动。从身上滴下来的水在黑乎乎的、干枯的石头上流了一寸多宽的湿印儿。我蹲了下来,若无其事地看着它。我不像以前那样忌讳蝾螈了,而那时喜欢蜥蜴,虫类中我最讨厌的是壁虎。蝾螈呢,既不喜欢,也不讨厌。大约十年前,我在芦之湖常看见蝾螈聚集在旅馆的污水出口处,我常想,自己要是个蝾螈可受不了。

想到如果来生投胎蝾螈的话,该怎么办才好。那时候,一见到蝾螈就浮想联翩,所以很忌讳见到它。但如今已不想这样的事了。我想吓唬一下蝾螈,让它钻到水里去,想像着它那摇摆着笨重的身体走着的情景。我蹲了下来,在身边拾起一块小皮球大小的石头掷了过去。我没有特意向蝾螈瞄准,因为我对投掷是外行,即使瞄准也打不中,所以根本没想到会打中它。石头啪嗒一声掉进了河里,几乎与石头响起的同时,看见蝾螈横向跳出有四寸左右。蝾螈的尾巴向后扬起,高高地举了起来。我看着它,心想这是怎么啦?起初没想到是被石头打中了,蝾螈翘起的尾巴垂了下来,显得自然而宁静。于是,如张开胳膊似的支撑着倾斜的石头的、在前面支着的两条前腿,现在向里蜷缩进去,蝾螈的身体不堪重负,向前倾倒了。尾巴完全紧贴在石头上,一动也动不了了。蝾螈死了,我感到自己做了一件不可挽回的蠢事。虽然杀死虫子的事我经常干,而像这样全不在乎地将它杀死,却使我对自己感到厌恶。这件事不用说是我干的,但是完全事出偶然,对蝾螈来说实在是死于非命。我在那里蹲了很久,想到这里只有我和蝾螈了,我甚至设身处地感到了蝾螈心境。在感到可怜的同时,也一样感到了生物的孤苦凄凉。我出于偶然而未死,蝾螈却出于偶然死去。我的心情变得十分孤寂,勉勉强强顺着脚下勉强能辨认的路,朝着温泉旅店方向踏上了归途。已经看得见远处郊外的灯光,死了的蜂子怎么样了?由于之后下的雨,已经入土为安了吧?那只老鼠怎么样了?已经流入海里,现在它的被水浸泡过的身体,已经与垃圾一起被冲上了海岸了吧?然而未死的我此刻正在这样走着,这样想着。我觉得自己对这样的结果应该感谢不尽才是。但是实际上,我却一点也高兴不起来。生与死这样的事,并不是两个极端,我觉得并没有那么大的差别。天已经相当暗了,我的视觉只能感觉到远处的灯光了。脚下迈步的感觉脱离了视觉,变得更加不确切了。只有脑袋中的思想还能任意驰骋,它越发诱惑我沉浸在这样的心境中。

住了三个星期,我离开了这里。从那以后,三年多过去了,我侥幸地躲过了脊椎骨疽。

 

 

0

阅读 收藏 喜欢 打印举报/Report
  

新浪BLOG意见反馈留言板 欢迎批评指正

新浪简介 | About Sina | 广告服务 | 联系我们 | 招聘信息 | 网站律师 | SINA English | 产品答疑

新浪公司 版权所有