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[原创台本]禁断吸血鬼 白蔷薇之王子[CV:下野紘]

(2013-04-27 01:34:54)
标签:

禁断吸血鬼

白蔷薇

下野紘

台本

分类: 原创翻译及台本听写

同样禁止转载禁止二次上传

翻译传送门 


禁断吸血鬼 白蔷薇之王子 下野紘 台本听写

 

第1章         : Kapitel I. 

Die Geschichte wiederholt sich?物語は巡る?

 

01街での出会い

 

……エントシュールディグンク……(Entschuldigung!请原谅←德语)

……!フロいライン!

ああ、いや、その花、みせていだだいでいいかな。

薔薇か、このヴァ―セヘルデンブルクの名産だね。そのなかでも、白は最も純粋な色だ。

ね、白薔薇の花言葉がなにか、分かるかな。

ん?花言葉なんで聞いたこともない?

ああ、最近ぎゅてで流行っているのさ。なんでもトルコで考えられたとかで。

ふっ、まあ、そんなことはどうでもいいか。

この薔薇をいただけますか、お姫様?

その代り、すこし君のことを聞かせてもらえないかな。

珍しい、綺麗な色の髪だね。

それに、その瞳も素敵だ。

ん?僕こそこの辺りでは見かけたことはないで?

戦争が終わったって聞いたから、久々に外に出で見たんだけど。

ひどく疲れだな、お腹もすいた。ふっ、君も?

じゃあ、一緒に食事でもどうかな。

ん?まだ仕事がある?

じゃあ、このはな、僕が全部もらって仕舞おうかな。

ほらね、君の今日の仕事はお仕舞い。

ふふふ、こんなにたくさんのはなをどうするかって?

もちろん、飾るのさあ。捨てたりしないよ。薔薇は可愛そうだからね。

どうやって、だって?

ふふふ、僕の家は君の想像以上に広いから、ご心配なく。

あれ、疑ってるの?

えん…それじゃあ、僕の家を見においてよ。そこで自慢の料理を食べさせてあげるから。

ここから近いのかって?

そうだな……(もりよんぬけていかないといけないから)、ちょっと遠いかな。

でも、ご心配なく、いい方法があるんだ。

それはね、取って置きな魔法だよ。

だから、僕の家をおいてよ。いいよね、ん?

本当にいいのかい?君はいささか不用心じゃない。

えっ、思い出さないけど、不思議と僕にあったことがある気がする、たって。だからなんとなく信用できる……

ええ……

そうが。

でも、思い出せないんだろ。

さあ、その取って置きの魔法には守らないといけない決まりがある。

それはね、僕の声を君の耳になるべく近づけないといけないんだよ。

僕の家に伝わる、この呪文を教えてあげる。

イヤホーンあるいはヘッドホーンでききなさい、スピーカーではなく。

昔遠い国の魔法使いがやってきて、この呪文を教えてくれたんだって。今となっては、誰にも意味が分からないんだけど。

さあ、準備ができたかな。まだ?

女の子で、本当にいつも準備に時間がかかるよね。

そんなに時間をかけなくたって、君はとっても綺麗なのに。

ふふふ、あんまりのんびりしてると、悪戯をしちゃうよ、なんでね。

さあ、今度こそ準備はいいかな。それでは、魔法の力で、君を攫って行こうよ。

その場所では、君に今よりずっと近づくことができるんだ。

ん?怖くなった?

ふっ、もう遅いよ。

僕は君を奪っていく。

この魔法はもう止められない。

ははは……何故って。

僕にはも止めるつもりがないから、だよ。

おいて、さあ、共に行こう。

 

 

02  そして、魔法のはじまり

 

僕の声が聞こえるかな。

ふふふ、僕だけの可愛いお姫様。

ああ、君がこんなにも近い、睫毛までも数えられそうだ。

魔法が成功していたら、今僕は君の右側にいるはずだよ、どうかな。

もし()が逆なんだったら、君で、ずいぶんおっちょこちょいらしいね。

あれ?そのスカート前後逆なんじゃないかな。

なんーて、嘘だよ。ごめんね、からかって。

だって、君はあんまり可愛いから、ついいじめちゃった。

僕のこと、許してくれる?

Danke sehr,優しいお姫様だね。

それにしても、本当に魔法はうまくいったのかな…

すこし確認させて、ね?

まずは、右耳に…(親)

ふふふ…びっくりした?

じゃあ今度は左耳に…(呼)

くすぐったい?

ふふふ…驚く顔もかわいい。

じゃあ次は…え?もう確認は十分でしょう、だって?

そうがなあ…僕にはまだ自信がないなあ。

だ~か~ら~もう少し確認するね~

今度は左耳から…(親)

それから…こちに動いて…右耳に。(呼)

後ろから。(はあ…)

ん、どこから見ても、君は素敵だ。

右から、後ろから、左から。

でも、やはり真っ直ぐ正面から君を見詰めるのが一番いいみたいだ。

柔らかな頬、輝く瞳…その瞳の光は変わらないんだね。

あの時から。

ん?あの時って?

ふふふ…それはね、まだ内緒~

今はまだ、我慢してね。

僕(もかけてき_仮言的)にはそんなに我慢強いほうじゃないんだけど。

だってほら、もう堪らなくてる。

どうしよう!いや、駄目だ!それはできない!

昔のことより、今君はどこにいるか、気にならない?

ここは、ヴァ―セヘルデンブルク城。

ああ、まだ自己紹介をしていなかったね。

僕の名はマテウス。

…マテウス.フォン.ヴァ―セヘルデンブルク。

人は僕を…白薔薇の王子、と呼ぶ。

 

 

03 晩餐会を二人で

 

さあ、僕についておいて、お姫様さま。

え?家が城だったことに驚いた?

ふふふ…だから、想像以上に広いって言っただろう。

複雑な造りをしている上に、城を守る魔法がかけらるている。

迷ったら、二度と出られない。

君も噂で聞いたことがあるんじゃないかな。

この城が入った(盗賊_同族_同属)が、この後どうなるか…誰も知らないこと。

安心して!僕についてくれば大丈夫だから。

だから、もっと傍において。

ほら、手を取ったあげるね、僕の可愛いお姫様。(親)

 

さあ、もうすぐリタサール、大広間に作るよ。

ついたら、ここは魔法の城だと、君もよく分かると思うよ。

ほら、誰も触れることもなく、扉はひとりでに開いて。

テーブルには食事が用意されている、いつの間にかね。

不思議だろ。

もっと不思議なことを教えてあげようか。

この城には、今、僕たち二人だけなんだよ。

一族の者たちは、暫く留守にしていてね。

ん、料理が心配だって?

はあ…安心して、味は最高だよ。

この城の主は食事にはうるさいからね。

例え魔法で作られたものでも。

ほら、ここに座って。

ふ、そんなに緊張しなくていいよ。

まさか、僕が君を食べちゃうと思っているの?

それとも、広い場所には慣れていない?

そが、なれていないのか。

じゃ、僕の膝の上に座る?

ははは…そんなに恥ずかしいがっちゃって、可愛いなあ。

冗談だよ…ふふふ。

さあ、ワインを開けよ。

この城のワインは(ロット)ワイン、赤ばかりなんだよね。

僕は白も好きなんだけど、ヴァ―セヘルデンブルク型の伝統という奴だね。

さあ、乾杯しよう。

ツーンーポ。

僕たちのこの再会に。

ふっ、そう、再会だ。

僕と君はあったことがあるんだよ。君は覚えていないだろけれど。

だから町で出会ったときに思わず声をかけってしまった。

もう、あまり人とはかかわらないて行ようと思っていたんだけどね。

どしたんの?少し思い出した?

でも、不思議そうな表情だね。

‘はっきりと思い出せないけれど、違和感がある。

記憶はなぜか矛盾しているようなあ。’

僕と前に会ったときなこと、ちゃんと思いしたい?

本当に?

ふっ、駄目~

それは、話したくないな。

話したら、この魔法の時は終わてしまうから。

さあ、食事を始めようか。

後で僕はちゃんと町場で送ってあげるね。

ああ、そうだ、これをあげる。

もし、またあってくれるなら、この指輪をつけて置いてね。

指輪は約束の証、これがあれば、僕だけのお姫様に会いにいけるから。

でも、あまり外には出たくないけれど、ね。

 

 

 

2 : Kapitel II.
Der Prinz des Zauberschlosses
?魔法の城の王子?

04 月夜の窓辺

グウテンアアベント、フロイライン?

素敵な月夜だね。

月の光に照らされた君はとっても美しいよ。

ふふっ、驚いた?

どうやって私の家を見つけたのって?

んふふっ…その指輪とっても似合ってるよ。(親)

そう、その魔法の指輪が君の家を教えてくれたのさ。

だってそうしないと、君を探して町を彷徨うことになるんだろ。

昼の町とか人込みて、好きじゃないんだ。

だからその指輪が闇夜に君の姿を見つけるための魔法の灯り。

よかった、君がきちんとつけてくれて。

その魔法は指輪を外すと解けてしまうから。

ほらおいて、こちに来て、星空を見よう。

 

本当に綺麗だね。

夜の空は本当に綺麗だ。

人の世界のことなどそ知らぬ顔て。

寒い?少し震えているね。

ほら、僕のマントで包んであげる。

夜空は大好きだけど、たまに怖くなることがあるんだ。

この窓辺で、こうして空を見上げていると…自分はとってもちっぽけな存在に思えて、消えてしまいそうになる。

…ん、手を握てくれるの?

そうだね、僕はここにいる。

君は、本当に優しいんだね。

ん、ありがとう。

今夜はこれで…また会いに来るから、指輪外さないでね。

約束だよ。

 

 

05 .重ねる逢瀬

 

こうして訪ねくるのも、もう何度目だろ。

Vielen Dank

いつもありがとう、かわいいお姫様。

君と一緒に過ごす時間は僕にとって唯一の楽しい時間だよ。

だって君の再会して君はとっても美しくなっていて、こうして一緒に星空を見ている。

それだけで十分だ。

僕はもうこれ以上を望まない。

ん、だからもう聞かないでくれないか?

僕のことや僕と君の最初の出会いこと、それは話したくないんだ。

だって、これ以上を話してしまったら、君は僕を恐れるだろ。

蔑むもかもしれない、憎むかもしれない。

僕はそんなことにはもう耐えられない。

せっかく手に入れた…このじかんを失いたくないんだ。

だからね、いまはこのまま、楽しく過ごそう。

お互い過去や思い出に触れない、必要以上に判りやう必要はない。

 

困った人なんだな、僕のかわいいお姫様は。

そんな風に、真っ直ぐに見られると、少し苛立ってしまう。

誰もが君みたいに真っ直ぐ生きられるわけじゃないんだよ。

ああ、もう!

そんなに真実てやらは知りたいんだったら、ゲームをしよう。

ちょうっとした遊びよ、ね。

君がそれにたえられたら、教えてあげる。

君が知りたいこと、全部、ね?

さあ、僕に捕まって、城間で行こう。

 

 

06 君が許してと言うまで

 

さあ、ついたよ。

この間とは別の部屋だ。

ここはどこか、分かるかい?

ヴァ―セヘルデンブルク城の奥深く。

ふっ、咎人を捕らえるための牢獄。

ゲームの内容はね…

この場所に相応しい…

拷問。

さあ、この鎖をつけるんだ。 

嫌ならやめてもいいんだよ。

ふはははっ、強情だね。

じゃ、つけてあげる。

これはね、魔法の鎖なんだ。

僕がいいと言うまで、けして解けることはない。

痛くはしないよ。

むしろ、その逆…君が得るのは鈍い快楽と渇き。

きみが我慢できなくなって、真実などどうでもいいと言ったら、負け。

我慢できたら、勝ちだよ。

怖くなったみたいだね。

ふっ、怯える顔も素敵だけど。

ここで、止めでもいいんだよ。

続けるんだね…

そんなに真実なんでものを知りたいの?

じゃ、始めようか。

もうやめると言っても…

遅いから。

 

今君に、魔法をかけたよ。

もう、君は動けない。

さあ、目を瞑って、僕の声を聞くんだ。

僕の声は、君の耳を通って、君の体に染渡っていくよ。

先ずはゆっくりと息をして、吸って、吐いて。

吸…

吐…

吸って…

吐く…

深く…深く…

息が君の体の中に入っていく。

そして、僕の声も言葉も溶け込んでいく。

君はどんどん、僕の言葉に逆らえなくなっていく。

体の中が…暖かくなっていく。

ぽかぽかと暖まっていく。

先のワインのせい?

いや、違うよね。

熱は、君の中から、どんどんワイド来るからだ。

そして、段々とその熱が君を支配していく。

その熱は、僕の言葉。

だって、僕の吐息が触れたところはますます熱くなるんだから。

試し見ようね。 

右耳も…はあ…

ふう…

左耳も…はあ…

ふう…

後ろから…はあ…

前から…ふう…

右耳も、左耳も…はあ…

ふう…

ふっ、真っ赤になって、熱いよね。

ん、はあ、堪らないんな。

でも、君は気づく少し何かが足りないことに。

吐息では息を吹きかけられるだけでは…

足りないよね。

そう、君は動くに触られたくて堪らない。

こんなに近いのに…どうしても触ってくれないから。

ああ、そんなに震えて…

可愛いね、僕のお姫様は。

でも、駄目。

もう君はとっくに気づいているよね。

どうすればいいのか。

どうすれば許してもらえるのか。

そう、言うだ、あの言葉を。

そして、これをお終わらせて欲しいと。

僕にお願いするんだ。

ふふっ、さあ。

…君て、本当に強情だね。

では、もう一度だ。

はあ…

ふう…

どうたい?もう、耐えられないだろ? 

っん!何時まで耐えるつもりなんだ?

本当に、君はどうして真実なんで詰まらないことにこだわるんだい。

人は何もしらないほうが幸せのままで居られるのに。

僕はただ、この楽しい時間が続けばそれでよかったのに。

君はどうしても、禁断の箱を開こうとする…

もう、わかったよ。

戯れはここまでだ。

ゲームは…僕の負け。

鎖も魔法も解いた。

君が出て行けるように。

今から話してあげるね。

僕のこと…そして、僕たちの出会いを。

そうしたら、revoir、さよならだよ。

そのとき、君は僕を恐れ逃げ出すだろから。

さあ、こちらに来て、僕の膝の上にお座り。

ふっ、それでは始めようか。

 

 

第三章: Kapitel III.
Im Sturm blüht eine weiße Rose
?嵐に咲くは白き薔薇?

07 初陣

僕が生まれた頃、世界は大きく変わり始めていた。

このヴァ―セヘルデンブルクも例外ではなく、僕の一族はこの土地の支配を手放すことになった。

知らない?君が生まれる前のことだからね。

だから、僕はこの城で生まれたんじゃないんだ。

そして、ちょっと物心がつく頃、長い長い戦争が始まった。ヨオロッパ全体を巻き込んだ戦いが。そして、僕らの一族もそこに巻き込まれ、やがて僕も戦いに見よう投じることとなった。向かい打つ敵は北方の獅子王と呼ばれた英雄。

そして僕の初陣は最悪のものとなった。

負けた?いや、勝ったのさ。

圧倒的な勝利、僕らはやすやすと敵の都市を占領し、欲しいものを手に入れた。

僕たちの軍が求めていたもの。

その時、敵に会って味方になかったもの。

それは、食料だ。

軍隊が食料が不足した時に取る行動は単純だ。

略奪だよ。

その目標となった町の運命は…本当に悲惨だった。

街は血に溢れ、三日間燃え続けた。

聞くところによれば、街は滅び。今では僅かな人が残っているだけだという。

そして、燃え上がる町から、僕が逃げ出した。

そう、僕は裏切だんった。

味方のこともう信じられなかった。

いや、違う!信じられなかったのは…人間だ。

何故、あれ程残酷なことができる。

そして、更に信じられなかったのは…あの噎せ返るような虐殺の血しぶきのなかで、確かに喜びを覚えてる自分だった。

その血を浴びたいという衝動。

生まれた時から僕の中にあった衝動を…初めて自覚したのが,その時だった。

だが、逃げ出そうとしなのに、僕は戦いからは逃げたれなかった。

そう、当たり前なことだけど、出そうしたへいがいける場所などなかったから。

僕は傭兵にみよやつして、戦いを続けた。

いや、本当は僕は自分自身の血獲る衝動に抗えなかっただけなのかもしれない。

戦争はなかなか終わらず、僕は各地を転々とした。

それにね、父の幻が僕を追ってくるようになたんだ。

何故かがわからない、たぶん僕の罪の意識がみせる、幻影だったんだろ。

幻が現れるたびに逃げ出して、それでも影は追ってきた。

やがて行き場がなくした僕はイングランドに渡った。

そして、そこで、あの人に出会った。

革命の指導者だった…

あの人に。

 

 

08 .革命と牢獄

あの人の戦いは人々のための戦いだった。 

(凶暴)な国王の(反発)に、(民衆)は立ち上がたんだ。

僕には、その背中は眩しかった、だけどあの人は苦しんでいた。

国王軍は巨体で、革命軍は弱かったから。

だから僕はあの人に力を化してたんだ。思えは、あの戦いは、あの戦いだけは僕の人生で唯一意味のある日々だったんだ。

僕はあの人の理想のために戦った。逃げてばかりだった僕が一度だけ誰かのために戦っかたんだ。戦いは苦しかったが、僕たちは勝利した。

僕は初めて何かを自分の意思で成しとけた。故郷を戻らなかった僕は自分の国を自らの力で手に入れたんだ。

だけど、革命に勝利してもあの人は戦いをやめなかった。

隣国の攻め入り、占領した。

その戦いはあのひとが倒した王と何ら変わることがない、新しい独裁者になっただけだった。

そして、全てを手に入れた独裁者が最後に欲するもの、それを僕が持っていることに、気づいてしまった。

だけど、僕はそれをあのひとに与えなかった。

何故だろ…確かにあの人は独裁者になった、それでも、あのひとのこと憎んたわけじゃない。だから、あの人が病に倒れた時、僕は救うべきだった。

あの人が望むもの与えてあげればよかっただけなのに、だけど僕はそうしなかった。

どうしでも、できなかったんだ。

彼は病に追って命を落とし、僕はまだ故郷を持たない身となった。

それから、僕は再び大陸に渡り、そこで自分に相応しい居場所を見つけた。

何だと思う?

それは牢獄さ。

もう僕は外に出るのが煩わしくなっていた。

外の世界には裏切りしかない。

ならば,いっそ牢獄で暮らすほうがいいと考えたんだ。

罪状?

呪われた一族に生まれたというだけで…十分な理由だよ。

よほど僕の秘密が知りたかったらしい。

機密扱いね。

外に出る時は仮面までつけさせられたけど、牢屋は快適だった。

薄暗く、閉じた世界…

それこそ僕が求めていたものだったんだ。

永遠にそこで、罪と共に生きるつもりあった。

このように生まれた、罪と。

だが、やがて、一族が僕を見つけた。

その頃にはヴァ―セヘルデンブルク型は再び力を得ていたから、僕を牢獄から解放するのは簡単だった。

そして僕は、この城に遣ってきた。

でも、幸いにもここでの暮らしは牢獄での生活と対して変わらなかったよ。

まあ、食事がすこし豪華になったくらいかな。

僕が自らを閉じ込めたからね。

この城の奥深くに僕にとって、ここは故郷じゃない。

どこにも僕の故郷なんでないんだ。

どこにも。

 

 

09 出会いは花にも似て

 

この町が嫌いなわけじゃないよ、むしろ、美しい町だと思う。

肌に馴染む優しい霧、咲き乱れる薔薇。

その中でも、僕は白いばらが好きなんだ。

こうやって、身に着けてしまうぐらいね。

だからいつの間にか、白薔薇の王子などと呼ばれるようになってしまった。

穢れた存在である僕は純潔な白に憧れずにいられない。

僕は獄稀に出かけるのはそんな白薔薇を手折るためだった。

この城の薔薇は赤ばかりでね。

あの日も、どうしても白薔薇が欲しくなって、町に出ることにしたんだ。

そして、僕が出会った、花を売る一人の少女に。

まだ小さいなのに、働かなくではならない理由は彼女にはあったんだろね。

両親を戦いでなくしたのかもしれない。

だけど、懸命に生きていた。

恐らく、他の土地から渡って来ただろけど。

この町に根を張り、力強く育っ通していた。

いまでも思い出す、あの懸命に働く少女の美しさを。

僕は一輪の白薔薇を少女から買った。

それから、相変わらず外室はめったにしなかったが、彼女の成長を思うのが、僕の密かな

楽しみとなった。

さぞ美しくなるだろなって。

もう二度と出会うことはないとしても。

空っぽだった僕の内側が、何かに見出される気がした。

 

 

10 闇との再会

 

どうしたの?思い出したのかい?

そう、十年前、君から薔薇を買ったのは…僕だよ。

町で出会ったのは本当に偶然だった。

二度と出会うつもりなんでなかったから。

どうしてかって?

僕に再び会えば君は気づいてしまうだろから。

僕の姿は十年の時を経てもまるで変わっていないことに。

そう、君はもう分かっているはずだよ。

僕が語った物語は百年以上に亘っている。

僕は生きているはずがない…僕が、人間なら、ね。

ヴァンビィル、ヴァンバイア、le suceur de sang

…吸血鬼。

血に飢えた、神に呪われた、おぞうましい怪物。

さあ、さよならだ。

()

君は幸せに自由に生きてくれ。

いままで、本当に楽しいかったよ、ありがとう。

大人になった君はあまりにも美し過ぎって、僕はまだ過ちを犯すところだった。

だから、これでよかったんだ。

君は、そのまま太陽の光の中で生きてくれ。

僕は、このまま暗闇の世界で生きて行こう。

大丈夫だよ、君が暮れた思い出がある。

美しい君との思い出が、僕の中で何時までも輝き続ける。

さあ、早く出ていてくれ。

 

 

11 不完全な吸血鬼

 

駄目だ。

こうしている間にも僕は僕の中の衝動を抑えられなくなっている。

いいことを教えてあげるよ。

僕はずっと我慢していたんだ。

君に噛み付き、貪りたくなる衝動をずっと。

だから、早く出て行け!

いやだって!?

何故出て行かない!

駄目だ!手をくれになる!

君を傷つけたくないんだ。

一つ、言ってないことがあるんだ。

僕は吸血鬼として、完全じゃない。

やり方が分からないんだ。

契約の口付けを交わした物、血族に加えるその方法が一族の者たちは時が来れば分かると言ってだけど、

あのひとを救うべき時に、僕にはできなかった。

その結果、あのひとを死なせてしまった!

きっと僕は欠陥品なんだとおもう。

だから、僕は本当に君を噛み殺してしまう!

どうした!何故逃げない!

お願いだから、早く逃げってくれ。

どうしてなんだ!

そんな悲しそうな瞳して…

僕を救おうと言うのか…方法も分からないというのに。

ああ…!!駄目だ!衝動が抑えられない!!

君との思い出だけが!君だけが!

やっと見つけた僕の居場所なのに!

僕はそれを自らの手で壊してしまう!

ごめん…!もう無理だ!

今君を殺すよ…

愛してる!

(吸血)

 

 

12 .真実

 

ふっ…ふふ…

ふふははは…

ふふふふふ…ふふ…

…はっ

何故…

何故逃げてくれなかったんだ?

このまま生きていけというのか?

永遠の孤独を…

っは。。。

君はなんで残酷の人なんだ。

ふ…ふふふっ…

ならば、せめてこうして君を抱いていいよ。

あっ!

え!

まさか!

生きている…

そんな…!そんな!

何故?

ああ…そうが…

そうだったのか!

契約は…成功したんだ!

何故…

そうが…

愛することこそが…契約の口付けに必要なことだったのか?

はあっ!

でも、自分の衝動のために僕は君に化け物にしてしまった。

ん?どうして笑うんの?

こんなことになっても…君はそんなふうに僕のことを優しい瞳で見詰めてくれるというの?

嘘だろ…

あ、そうが…

契約の口付けを完成させるための、もう一つの鍵は…

君が僕を愛してくれることだったんだね。

君は、僕を愛してくれたんだね…

ありがとう。

 

 

 

4 : Kapitel IV.
„Küss sie", sagte der Drang meines Herzens
?接吻を、衝動のままに?

 

13 美しい実験台

 

でも、君はあまり変わっていないようだけど…本当に吸血鬼になったのかな。

初めてだから、分からないことばかりだ。

ふん…すこし試してみようか。

僕の魔力はまだ君に効くんだろか。

ん…

どうかな?動けない?

本当かな?

じゃあ、試してみよう。

精一杯抵抗してこらん。

じゃ、右耳を…舐め

左耳も。(舐め)

動けないかい?

本当かな…

本当は動けるのに、演技をしているんじゃないのかな。

じゃ、もっと激しく。

ふ…(舐め)

ん…はは…本当に動けないみたいだね。

僕の魔力はまだ君に効くのか。

それはよかった。

じゃあ、次は

君の感覚を支配する魔法…

目を瞑るんだ…

僕は今から口づけをするから。

どこがキスされたかいうだよ…

君の感覚を敏感にしてあげるからね。

さあ、まずはここだ。(親)

さあ、どこだかいってこらん。

ん…正解だ。

次は…ここ。(親)

さあ、どこかな。

ん、そうだね。

君は敏感になってるね。

じゃあ…今度は、ここ。(親)

さあ、少し難しいかも…

正解~

ご褒美は何かいいかな?

キス?それとも…

駄目、まだ駄目だよ。

じゃあ、これは…(舐め)

…ん、ほら、どこが舐められたか、答えるんだ。

赤くなってないで。

正解。

僕の魔法はしっかりと効いているみたいだね。

 

14 王子様の添い寝

 

ああ、駄目だ、吸血とは違う衝動が僕のなかに湧き上がってしまう。

僕の部屋に連れて行ってしまお。

さあ、おいて。

あれ?はは…そうだった。

魔法が効いたままだよね。

どうしようかな、解いてあげでもいいけど。

そうだ、いいことを思いついた。

うっと、ふふっ、抱き上げたあげたよ。

「お姫様抱っこ」っだね。

僕の可愛いお姫様。(親)

じゃ、僕の部屋まで運んであげよう。

 

さあ、ついたよ。

さってと、君の場所は勿論ここだよ。

なにを驚いているの。

もちろん、ベッドだよ。

駄目駄目、まだ魔法は解かないからね。

ん?喉は乾いたの?

目を瞑ってこらん…

ん、そうだ。

じゃあ、ワインを飲ませてあげるね。

え、どうやって飲ませたのかって?

どうやってかな…

わかっているだろ…そういうことだよ、ね。

 

ああ、今日はいろいろあったから。

何だか疲れちゃったな。

寝巻きに着換えないで、行儀はわるいけど。

僕のベッドに寝ころがろうかな。

もちろん、君の隣で。

ふふっ、あれ、隣にいるだけなのに、なにを赤くなっているのかな。

何を想像してるの。

君って、いやらしいな…

これは僕のベッドだよ…僕が寝るのは当たり前だよね。

なにか間違ってるかな。

ふふっふ…

君が横に寝ている…なんだか不思議だな。

こうして二人でいることが、いままでたっだ一人で生きていた。

こうやって君が隣にいると、自分が一人じゃないと実感できる。

君をすぐに抱き寄せることもできる。

ん、ああ…

こんなに近くに君がいる。

ずっと、こうして、抱きしめてあげるね。

僕が望めはすぐに口付けができるほどに。(親)

じゃあ、君が想像していたことを、実行してしまおかな。

ふふっ…照れちゃって、本当に可愛いね。

少し悪戯をしちゃうかな。

ん…(舐め)

はあ、駄目だ、こうやっていると、吸血衝動が抑えられない。

はっ…(吸)

あ、ああ、ごめんね、辛いよね。

吸血鬼の性何だ。

許して欲しい。(親)

どう?僕の魔力は未だ君を支配している?

本当に?

動けない演技をしているだけなんじゃないのかな。

まあ、僕はそれでも構わないんだけどね。

 

 

15 白薔薇の花言葉

 

さあ、君の魔法を解いてあげるね。(親)

動けるようになったから、今度は僕のキスに答えて欲しいな。

できるよね。

ふふっ、心配しなくて大丈夫。

本能が教えてくれるから。(親)

まずは僕を抱きしめて欲しいな。

もっと、ん、もっと…

ふっ、君の華奢な腕てはこのくらいかな。

ふっはっ、とても心地いいよ。

では、口付けを…(親)

はあ、素敵だ。

もっと、欲しいな…(親)

っけ、ふふ、あんまり焦ちゃった駄目だよね…

まだまだ、これからなのに。

この初めての夜で、君を僕の虜にしてあげよ…

僕だけの可愛いお姫様。

僕を愛してくれて、本当にありがとう。

君のおかげで、僕は救われた。

だから僕は君に永遠の愛を誓い、全てを捧げよう。

ね、覚えてる?

前に白薔薇の花言葉を聞いたよね。

白薔薇の花言葉はね、私は貴方に相応しい、だよ。

僕は君に相応しい存在になれるだろうか。

ふっ、ありがとう。

君は優しいね。

僕は君に幸せにする。

例えどんなことがあっても。

だから、だから、君も誓って欲しい。

生涯、僕だけを愛すると。

本当に?

僕たちのこれからは黒しいほどに暮らく、長いよ。

でも、きっと、二人なら大丈夫だね…

どんなことがあっても。

今度こそ、ずっと一緒にいようね…

約束だよ。

永遠に…

Ich liebe Dich

愛してる。

 

 

 

Themenlied ~テーマソング~
月想曲

あなたへの想(おも)いを

閉(と)じ込(こ)めた箱(はこ)

壊(こわ)れた鍵(かぎ)が

そっと音(おと)を立(た)てる

 

重(かさ)ねた掌(てのひら)は

いつかのはなびら

瞼(まぶた)の裏側(うらがわ)に

消(け)せぬまま鮮(あざ)やか

 

「約束(やくそく)を今(いま)も覚(おぼ)えていますか」

 

水鏡(みずかがみ)になそった

あなたの面影(おもかげ)

幾夜(いくよ)も繰(く)り返(かえ)す

許(ゆる)されぬ夢(ゆめ) ああ

 

月(つき)の光(ひかり)降(ふ)るその窓辺(まどべ)に

静(しず)かに静(しず)かにそっと

舞(ま)い降(お)りよう

月(つき)の光(ひかり)なお儚(はかな)く

あまたをあまたを

砕(くだ)けるほとに抱(だ)こう

 

満(み)ちていく月(つき)が

狂(くる)わせる夢(ゆめ)

壊(こわ)れかけた鍵(かぎ)に

そっと指(ゆび)をかける ああ

 

月(つき)の光(ひかり)さえ届(とど)かぬ夜(よる)

心(こころ)に心(こころ)にそっと

隠(かく)しておこう

月(つき)の光(ひかり)よりなお輝(かがや)く

あなたをあなたを

闇(やみ)の中(なか)へとさらおう

 

月(つき)の光(ひかり)降(ふ)るその窓辺(まどべ)に

静(しず)かに静(しず)かにそっと

舞(ま)い降(お)りよう

月(つき)の光(ひかり)なお儚(はかな)く

あまたをあまたを

砕(くだ)けるほとに抱(だ)こう

 

壊(こわ)れた

鍵(かぎ)は

もう

 

 

5 : Kapitel.
Leeres Geschwatz
~フリートーク~

 

キンダンヴァンバイア?白薔薇の王子 をご購入いただきありがとうございます。

はい、ということで、キンダンヴァンバイア?白薔薇の王子でマテウス.フォン.ヴァ―セヘルデンブルク役を演じております下野紘です。

いかがでしたか。お楽しみいただけましたでしょうか。

ということで、フリートークもうですね、ええ、皆様にお喜んでいただけるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。ね、ということでね、まあ、こんな感じで、いろいろとこダミーヘッドマイクと使ったりとかしながら。

ええ、キンダンヴァンバイア役して、キンヴァンていうんですね、キンヴァンの本編、こちらのほうですね、収録させていただきました。

まあ、一番最初ですね、まあ、あの今回吸血鬼の役はきたというふうにな、ところであのどう感じたかという質問なんですけれども。あの、僕は本当にあの、ね、ドラキュラが大変大好きです。いうなら、大好物といっても、過言でもないもない。小さい頃から、物凄くあの、本当に(…)まあ、そのほうか、(オカルト)的な、そういうふうな、モンスターだったいとかですね。そういうのに物凄く興味が持つようになって。特にドラキュラなんか、もう…ずっと本当に(しゅっせいした)もう(ぶるがいいやには)本当にいつかいってやろうっていうと物凄く思っているんですけど。ん、それぐらいすごい好きで、あの今回、やらせていただけて。ええ、しかも皆さん、え、見ました?ね、なにあのかっこいい感じ!自分でもびっくりします。本当にね、一生懸命演じてるんね、私ね。

そんな、あの、まあ、かっこいいキャラクターの「マテウス」何ですけれとも。ん、普段もっくがやってるキャラクターはけっこう子供子供しい。ところは物凄くボーイので、子供っぽくないところが、でたらいいんなと思いながら、あの、今回やらせていただきました、ね、実際聞いたいただいて、どうなんかな、感想もね、え、まじしておりますので。ま、さあ、その辺ね、聞いたら、ほら、(跳ねた)くださいね、本当にね。ぜひどうもよろしくおねがいします。

さって、早速ですが、ええ、キンダンヴァンバイア。キンダンヴァンバイアの、こうしてついたで、「マテウスにいってもらいたい台詞」を募集しておりまして。ええ、いまから、いくつが選びまして、囁いていくんですって。さあ、ということですね、まあ、さっそく期待と思いますが。ふふふふっ、もう何の準備もなく、もうすってはいるですね。けっこういっぱいあるんですね。行きますよ。

 

ね、僕の足元に跪いて、泣いている顔、もっと僕に見せてよ。

どうしたの、僕に抱きついて。

ふっふふふ、君は怖がりさんだね。

君の体に、僕が怖いことを教えてあげようか。

滑らかな肌、花の(かんっぱせい)、怖がらないで、愛しい君、僕だけの可愛いお姫様。

僕と熱い口付けを交わそう。(親)

 

僕にどうしてほしいのか、言ってこらん。

上手におねだりできたら、ちゃんとご褒美をあげるよ。

僕の可愛いお姫様。(親)

 

さあ、ということで、ふふ、え、台詞コーナーは以上でございます。え、いかがだったしょうがね。楽しいでいただけましたでしょうか。ええ、素敵な台詞がたくさん、ええ、(合募)いただきありがとうございましたと。ええ、その感謝の意味を込めて。ええ、こっからこうかな。ダンケ?シェーン!!ね、あの後ろからびっくりしてなかったくださいね。あの、そうです、「ダンケ?シェーン」と先言いましたが。あの、マテウスはですね、ところどころで、あの、ドイ、ドイツ語を…あの喋るんですけれどもね。「下野さん、ドイツ語頑張ってるんですね。」ていうふうに、思っていただけたら、幸いです。はい、さて、ええ、名残惜しいですが、そろそろ終わっがれのお時間です。ええ、最後まで聞いていただき、ありがとうございました。キンダンヴァンバイア.白薔薇の王子のマテウスを今後とも、よろしくおねがいたします。以上、下野紘でした。ええ、これ、まじですか?いうんですか。アクセントしりませんよ。

本当に…それでは!アウフ?ウイダーゼーエン!

では、最後に、マテウスとして、メッセージを贈りしたいと思います。

 

 

どうして君は、そんな遠くにいるの。

もっと僕の傍において。

ほら、僕の手の届くところにおいてよ。

僕だけの可愛いお姫様。

君を、抱きしめさせて。

ん、離れようとしても、決して逃がしてあげないから。

そういえば、今日は君から、僕にキスをしてくれるっていう約束だったよね。

ん?やり方が分からない?

ふっ、しょうがないな…僕は手本をみせてあげるから。

よく覚えるんだよ。

ほら…こうするんだよ。(親)

ふ、この白い肌に赤い花を咲かすたら…

君はもっと美しくなるんだろうな。

ん…ん!(吸血)

あ、は、ごめんね、痛いかい?

でも、やめないよ。

君のすべては僕のものだ。

愛しているから…どうして止められないんだ。

ん…んん…はあ…(吸血)

僕の最初で最後の愛なんだ。

だから、君がいい。

君の血じゃなきゃ、駄目なんだ。

一緒に生きてくれるんで、約束して。

僕のこの愛は変わらず永遠に…君だけのものだよ。

そして君の全ては永遠に僕だけのものだよ。

ん…はあ、それに、君の全ては僕に囚われているんだから。

覚悟を決めて。

永遠に僕だけを愛して。

Ich liebe dich

ずっと、一緒にいようね。


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