广东外语外贸大学自考日语本科 日本文学选读真题--(4)
(2014-03-18 15:49:31)
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日本文学选读 试卷(第 四 套)
(课程代码 0612)
试卷说明:1. 本试卷共4页,满分100分;考试时间150分钟。
一、近世文学部分
(2×30=60点)
1.合巻?読本では、善を勧め悪を懲らす①( )と②( )とが、よくテーマとさ
れた。さらに、浄瑠璃?歌舞伎では、③( )が好んで取り上げられた。蕉風俳諧
は、閑寂?枯淡の境地を求める④( )を文学理念としている。
①A 粋 B 通 C 勧善懲悪
②A 意気 B 因果応報 C 無常
③A 哀れと余情 B 哀れと人情 C 義理と人情
④A 軽み B 幽玄 C さび
2.元禄期になって、大阪の町人井原西鶴が『好色一代男』を書き、町人の文学といえる
( )が生まれた。
A 仮名草子 B 浮世草子 C 御伽草子
3.①( )とは笑いを目的とした小説である。主な作品に、②( )の『東海道
中膝栗毛』や③( )の『浮世風呂』などがある。
①A 洒落本 B 滑稽本 C 人情本
②A 風来山人 B 式亭三馬 C 十返舎一九
③A 風来山人 B 式亭三馬 C 十返舎一九
4.俳諧の、文芸としての独立を推進した松永貞徳は、①( )を書いて俳諧の法式を
定め、多くの門人を指導して、俳諧を全国に広めた。その派は②( )と呼ばれる。
①A 『俳諧七部集』 B 『談林十百韻』 C 『俳諧御傘』
②A 貞門 B 談林 C 蕉門
5.芭蕉の『笈の小文』の旅の続きは( )である。
A 『更科紀行』 B 『鹿島紀行』 C 『野ざらし紀行』
6.中世後期に行われていた語り物としての浄瑠璃節に、琉球渡来の三味線の伴奏が加わ
り、さらに人形あやつりが結合して、近世初期に①( )が成立した。各地にいろ
いろな流派があったが、江戸では豪壮な②( )が歓迎され、京都では優美な③( )
が人気を博していた。
①A 人形浄瑠璃 B 古浄瑠璃 C 新浄瑠璃
②A 嘉太夫節 B 金平節 C 義太夫節
③A 嘉太夫節 B 金平節 C 義太夫節
7.元禄期になると、歌舞伎は発達期に入る。上方では、①( )が出て、②( )
という写実的な演技を見せ、③( )の脚本を得て活躍した。一方、江戸には初代
④( )が出て、⑤( )演劇を創始して人気を博した。
①A 坂田藤十郎 B 近松門左衛門 C 市川団十郎
②A 荒事 B 徒事 C 和事
③A 坂田藤十郎 B 近松門左衛門 C 市川団十郎
④A 坂田藤十郎 B 近松門左衛門 C 市川団十郎
⑤A 荒事 B 徒事 C 和事
8.俳諧は前代の①( )をうけ、近世にはいって②( )の両派がそれぞれ一世を
風靡したが、松尾芭蕉はそれらに飽き足らず、風雅と俳諧の俗との融和した句境をめ
ざして③( )をおこした。
①A 俳諧連歌
②A 貞門?蕉風 B 談林?蕉風 C 貞門?談林
③A 蕉風 B 貞門 C 談林
9.制限時間内(普通は一昼夜)につくった独吟の句数の多さを競う俳諧は①( )と
いう。前人未到のこれを成し遂げたのは②( )である。
①A 無数俳諧
②A 松永貞徳 B 西山宗因 C 井原西鶴
10.『奥の細道』が作者の抱懐する風雅の志を( )という形式を借りて述べようと
するものである。
A 俳文 B 日記 C 紀行
11.①( )、②( )と③( )を合わせた三作は、時代物人形浄瑠璃の最高傑
作である。
①A 『菅原伝授手習鑑』 B 『国性爺合戦』 C 『出世景清』
②A 『仮名手本忠臣蔵』 B 『東海道四谷怪談』 C 『三人吉三廓初買』
③A 『曽根崎心中』 B 『勧進帳』 C 『義経千本桜』
12.次の語釈に対応するものを選択肢から一つ選びなさい。
①感情のこまやかさをもって対象のなかに深く入り込もうとする心の働かせ方、また
そのような表現は( )という。
A しをり B 細み C 軽み
②古く凝った表現を避けて、平明な用語と日常的な素材を用い、平明な通俗性のうち
に風雅の情調を表現する境地は( )という。
A しをり B 細み C 軽み
二、近代文学部分
13.日清戦争後の急激な資本主義の発展が引き起こした社会不安を背景として、
社会的な問題意識を明瞭に示した①( )、②( )が現れた。
①A 心境小説 B 観念小説 C 翻訳小説
②A 政治小説 B 私小説 C 深刻小説
14.日本の自然主義文学は、作者の身辺のみに題材をとるという方向を示し、独特の
( )を生み出していった。
A 心境小説 B 私小説 C 翻訳小説
15.小説改良の最初の試みが①( )によってなされた。彼は②( )を著し、小
説の方法としての写実を提唱した。
①A 福沢諭吉 B 二葉亭四迷 C 坪内逍遥
②A 『小説神髄』 B 『小説総論』 C 『浮雲』
16.①( )は、日本自然主義文学運動の発足、日本近代小説の出発を示す記念碑的
作品である。しかしながら、藤村およびその身辺に素材を求めた自伝小説の第一作は
②( )である。
①A 『破戒』 B 『蒲団』 C 『地獄の花』
②A 『春』 B 『家』 C 『新生』
17.夏目漱石は、後期三部作の①( )では自我意識の過剰がもたらす苦悩を、②( )
では自己を信じるあまり落ち込んだ孤独と懐疑の苦しみを、③( )では我執の
恐ろしさを描き出した。
①A 『彼岸過迄』 B 『坊つちゃん』 C 『三四郎』
②A 『それから』 B 『こころ』 C 『行人』
③A 『門』 B 『草枕』 C 『こころ』
18.白樺派の中にあって「小説の神様」といわれたのは①( )である。彼の作品の
中、偶然出会った鼠の死に至る様子を正確に描きながら、その描写を通して主人公の
死生観を暗示したのは②( )である。それは生と死を鋭く凝視した作者自身の心
境をモチーフとした③( )の代表とされる。
①A 志賀直哉 B 武者小路実篤 C 有島武郎
②A 『城の崎にて』 B 『城のある町にて』 C 『暗夜行路』
③A 私小説 B 心境小説 C 観念小説
19.芸術派には、①( )、②( )、③( )があり、主に作品内容をどういう
ふうに芸術的に描くかという、新たな文体や表現上の手法を追求した。
①A 新思潮派 B 新感覚派 C 新戯作派
②A 新思潮派 B 文戦派 C 新興芸術派
③A 新心理主義 B 新現実主義 C 反自然主義
20.日本初のノーベル文学賞受賞者は①( )である。彼には②( )といわ
れる短編小説群がある。初期の代表作は③( )である。
①A 芥川龍之介 B 大江健三郎 C 川端康成
②A 「掌の小説」 B 「手の小説」 C 「指の小説」
③A 『伊豆の踊子』 B 『古都』 C 『旅愁』
21.『漢書』に素材を求める中島敦の作品は( )である。
A 『山月記』 B 『悟浄歎異』 C 『李陵』
一、近世文学部分(2×30=60分)
1.① C ② B ③ C ④ C
2.B
3.① B ② C ③ B
4.① C ② A
5.A
6.① A ② B ③ A
7.① A ② C ③ B ④ C ⑤ A
8.① A ② C ③ A
9?① C ② C
10.C
11.① A ② A ③ C
12.① B ② C
二、近代文学部分(2×20=40分)
13.① B ② C
14.B
15.① C ② A
16.① A ② A
17.① A ② C ③ C
18.① A ② A ③ B
19.① B ② C ③ A
20.① C ② A ③ A
21.C