夢の遊園地
(2010-12-27 19:26:41)
标签:
童話日本王子様歌声杂谈 |
分类: 感情天空 |
久しぶりに母語でない言葉で何かを留めようと思った。最近の自分は今までにも増して変になったからだ。
「好き」という気持ち、だんだん分らなくなっている自分。そんな自分を見て、痒くも痛くもなく、ただ空虚の気持ちに巻き込まれていく自分の心。でも、なぜかこの間、あなたが夢に出ていてくれたのよ。普通に一緒にスーパーで買い物していたんだ。
確かに言ったのね、私。彼氏とスーパーに行きたいって。それから、遊園地とかにも遊びに行きたいって。
確かに言ってくれたのね、あなた。遊園地へ遊びに行こうと。
ごめんね。あの時は若過ぎて、遊園地が意味する喜びもそこまで理解できなかった。あの夜の美しい湖の悲しみも分らずにいた。でも、何も知らなかったような私たちは、一つだけ確かなことを知っていた。ドキドキという感覚なのだ。でも、ドキドキというものは、トキドキすれ違いを避ける力を持ち合わせていないほど弱かった。
確かに言ったのね、私。日本語を勉強しろって。
確かにこう答えたのね、あなた。いいえ、僕、韓国語を勉強するよと。
でも、それでもあの日本人歌手の歌を気に入って、何年間も聞いてくれたのね。私の歌声が彼女に似ているからとか言ったことあったっけ?
ごめんね。あなたの知らない言語で、あなたの見るはずもないこんなところに、忘れかけている思いを残させてもらう。あの歌手、つい最近新曲を出したことを、知っているのだろうか。
確かに互いに対してのお願いを書いた。「早くいいお姫様と一緒になれますように」って。
そしたら、あなた、「永遠にいい王子様と一緒になれますように」って。
ごめんね、童話だという設定は、童話でない世界では通じるわけがないか。
私がまだ一度も行ったことのないあの遊園地、あなたは誰かと行ったのだろうか。
お姫様と行ったのだろうか。
そう思いながら、あの歌手の「永遠よりながく」を聞きながら、私は、少し、また、夢気分になった。
あなた、必ずお姫様と一緒になれよ。
そして、姫でもない人の夢に勝手に入ってくるなよ。
【2010-3-16日志from人人】