[小松拓也故事]母亲遭遇交通事故
(2012-04-08 09:20:13)
标签:
杂谈 |
分类: 小松拓也的故事 |
008【译文】http://komatsutakuya.com/211
母亲遭遇交通事故
从为之奉献了整个初中时代的羽毛球部引退之后,
有很长一段时间,我都好像燃烧殆尽了一样打不起精神。
“啊,已经没有必要再忍耐严格的训练了。可以不用再奔跑了……”
曾经还在羽毛球部时是多么地渴望过上不用强迫自己奔跑的生活,
而当这一刻终于来临,心中却溢满了寂寞与空虚。
没必要每天去羽毛球部报到以后,在家里的时间自然而然地变多了。
与此同时,自从升入初中以来和哥哥每日上演的全武行也不可思议地开始逐渐减少。因处于叛逆期而总是对母亲采取反抗态度的哥哥,也开始逐渐敞开心扉。
而让一切开始往好的方向变化的,毫无疑问,就是我们的母亲。
初中三年级的暑假,向来严厉的母亲突然变得温柔起来,简直不可置信。
那一个月的暑假我至今难以忘怀。
母亲的温柔滋润了每一个家庭成员,心头宛如吹过一阵祥和的风。
一改家中原本冲突不断的紧张气氛,那一个月的生活仿佛从头到尾换了个样貌。
生平第一次觉得“现在这样也许就是所谓的幸福家庭?”。
然而,好不容易降临的平凡幸福却没能长久。
暑假结束,我回到学校开始正常上课。紧接着9月9日,某件事情发生了。
上午第二节课的时候,突然社团的顾问老师一脸凝重地闯入教室。
对我说:“小拓,你出来下!”
老师不同寻常的表情和上课中突然把我叫出去这件事让我瞬间陷入了恐慌,究竟发生了什么事?!
被带到老师办公室后,我知晓了更为震惊的事实。
“小拓,你母亲发生了交通事故,现在立刻去医院。”
脑海一片空白、完全搞不清状况的我只能木然地跟着老师前往母亲被送进的医院。
讽刺的是那一天正巧是9月9日——“急救日”。
待续
008【原文】http://komatsutakuya.com/211
中学時代の全てをかけたバドミントン部を引退した俺。
燃え尽き症候群のような状態がしばらく続いた。
「あぁ、もうあの厳しい練習に耐える必要がないんだ。もう走らなくていいんだ???。」
現役時代あんなにも熱望していた走らなくて済むようになる自分の姿。
その時が訪れると寂しさとどこか空しさが広がった。
同時に毎日続いた部活に顔を出す必要がなくなったことは家にいる時間を増やした。
不思議と時を同じくして中学に入ってからずっと毎日のように続いていた兄きとの喧嘩も徐々に減り始め、反抗期でなかなか素直に接する事の出来なかった母ともゆっくり打ち解け始めていく。
そのきっかけを作ったのは間違いなく母だったろう。
夏休みに入ると厳しかった母が突然嘘のように優しく変わったのだ。
あの中学3年生の夏休みの1か月間を俺は今でも忘れはしない。
母の優しさは俺達家族全員に波及して何だか穏やかにさせてくれた。
喧嘩が絶えなくていつもピリピリしていた生活が一変したあの1か月。
生まれて初めて「こんな家族の状態を幸せっていうのかな?」って感じながら過ごす事が出来た。
そのやっと手に入れた平凡で幸せな時間の過ごし方は長く続かなかった。
夏休みが終わり学校の平常授業が始まった9月9日、あの日事件は起きる。
2時限目の授業中、突然部活の顧問の先生が非常に険しい顔をして勢いよく教室に入り込んできた。
そして俺を呼ぶのだ。「タク、ちょっと来い!」
先生の尋常じゃない表情と授業中に突然の呼び出しを受けるという事態に俺は何事だろうと一瞬パニックになる。
だが先生に連れていかれた職員室で俺は更に驚愕する事になる。
「タク。お前の母ちゃんが交通事故に遭った。今すぐ病院に向かうぞ。」
頭が真っ白になった状態で何も状況を飲み込めず俺は先生に連れられて母が運ばれた病院へと移動した。
くしくも9月9日は「救急の日」だった。
続く
Published on 2011年6月10日 11:36 AM.
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小松拓也自伝「俺と中国」