莫奈的睡莲(日)

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莫奈睡莲油画 |
分类: 日本随笔 |

莫奈的睡莲
翻译:王志镐
这机缘之一就是我与克罗德.
莫奈的邂逅。说到莫奈,我的印象中只有池塘里的睡莲。在莫奈的作品中也有描写威尼斯的雨中景色的好作品,但也谈不上是有亲近感的画家。在旅游的归途中,我去了瑞士的苏黎世。我一会儿去逛逛街是的钟表店,一会儿又眺望湖面上的帆船,随后去了奥赛美术馆。美术馆里人很少,而且陈列着夏加尔和克立等美术家的作品,令人耳目一新,觉得很有意思。毕加索的初期作品也都是些珍奇作品。展览厅很宽敞,我到处转了转。
当我走出一个展厅下楼时,发现那里有一间单独的展览室。走在楼梯上我的目光被眼前的墙壁吸引住了。很快我就明白了为什么那儿会单独设一个展览室。一下楼就能看见前面宽阔的墙壁上挂着两幅画。画成一组,宽八米,高二米五,这两幅大作都是莫奈的池中水莲图,而且展览室里没有其他作品。这我想这一定是莫奈画过的许许多多水莲的集大成。一幅画的是清晨的池塘,另一幅画的是黄昏时的池塘。早上的池塘给人一种凉爽感,花菖蒲盛开,柳枝随风摇曳,池塘的水面上漂浮着睡莲。而在那幅黄昏时的池塘中,夕阳染红了水面,暮霭中的睡莲合上了花瓣,只看到一片片的莲叶。紫色的花瓣里洋溢着暮色,在这黄昏的时刻,池塘的水在静静地波动,看上去既华丽又秀美。日落前,这摇曳的片刻间出现的逐渐变化,充满了生机,气势非凡。
モネ.睡蓮の絵
その幸運の一つにくロード.モネとの出会いがある。モネといえば池の睡蓮としか私は印象に残っていなかった。モネにもベニスを描いた絵や雨景色のいいものがあるが、親しい感じの画家というほどではなかった。旅の帰りに私はスイスのチューリッヒへ行った。町の時計店をのぞいたり、湖水のヨットを見たりして、そのあとクルストハウス美術館へ行ってみた。美術館は空いていたし、シャガールやクレーなど初期の作品なんか珍しいかった。展覧会場は広くて、あちらこちらと歩いてみた。
一つの部屋を出て、階段を降りてゆくと、そこは別室の展覧室であったが、階段の途中から私の目は壁に吸い寄せられた。そこがなぜ別室になっているかすぐわかった。会談を降りると前方の広い壁一面に二枚の絵が飾られていた。絵は一対で、横8メートル、縦2.5メートルの大作はモネの池の睡蓮の図であった。そして部屋に他の絵はない。これは数々のモネの睡蓮の集大成た絵だと思った。一枚は朝の池であり、他の一つは夕暮れの池であった。朝の池は清清しくで菖蒲が咲き、柳がなびき、池の水面に睡蓮が浮いている。もう一つは夕暮れの池である。夕陽が赤く池を染めて、夕靄の漂いの中で睡蓮は閉じられ、葉のみがあって、紫色に暮色をたたえた夕景のなかに水は動いている。華麗とも凄艶ともみえながら、日没の前の揺れ動く一刻一刻の移ろいは動的で、凄い迫力があった。
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