日语综合教程第六册第九課 香住から白兎海岸へ(二)
(2009-10-18 11:18:19)
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综合日语散文 |
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日语综合教程第六册第九課 香住から白兎海岸へ(二)
一、新しい言葉
*しげしげと(たびたび、しきりに;じっとみつめる)屡次,频繁
①男はしげしげとその店を出入りしている。(出入りが頻繁である様子)
②店員は指名手配写真をしげしげと見た。(視線を動かして熱心に見る様子)
(「じろじろ」とよく似ているが、「じろじろは主体が不審?嫌悪?不快?好奇の気持ちで、視線を何度も動かして対象を無遠慮に見る様子を表し、見られる側の不快の暗示がある。したがって「人をじろじろと見てはいけない。」と言えるが、「人をしげしげと見てはいけない」とは言いにくい。」
*買う 招致,惹起
①そんなことをすると、周りの人の反感を買うよ。
②売られた喧嘩を買うより、さっさと逃げたほうが利口だ。
③人の恨みを買うようなそんなひどいやり方はやめなさい。
④日ごろの努力が買われて、課長に昇進した。
*(気心)が知れる 意气相投
①気心の知れた仲間同士で、二人、三人、あるいは四人ぐらいで旅をすれば、旅がいっそう楽しいことはもちろんである。
②かれはこの業界ではすこしは名の知れた男だ。
③私は旧友の紹介である男と付き合うようになった。得体の知れない人物だった。
(得体の知れぬやつ。/気心が知れた仲間/たかが知れる/気が知れる)
①噂は町中に知れ渡った。
②隠してもいずれは知れることだ。
③車の故障は異常な音で知れた。
④かれに任せおいたらどんなことになるか知れたものではない。
*うんざり厌烦
①杭州はすごい人出で、見ただけでうんざりしてしまった。
②お母さんの愚痴にはもううんざりしている。
③木村先生は毎週うんざりするほど宿題を出す。
*とっぷり浸透
①すでに日がとっぷりと暮れていた。
②父は最近田舎に帰り、温泉にとっぷりとつかって、数日静養してきた。
③その一週間は幸福感にとっぷりつかった毎日だった。
④先生は筆をとっぷり墨じゅうに浸してから勢いよく書き出した。
*うかうか(する)马虎大意,稀里马虎
①西洋人は必ず話の途中で質問をするので、うかうか聞いていられない。
②その店はとても小さいので、うかうかしていると前を素通りしてしまう。
③儲け話にうかうかと乗ったわたしが馬鹿でした。
④二ヶ月の休暇をついうかうかと過ごしてしまった。
*(た)ひょうしに 拍子,刚一。。。的时候
①倒れた拍子にかばんが開いて、中から化粧箱が飛び出した。
②衝突したひょうしに、乗客は車外に放り出された。
③転んだひょうしに足首を捻挫してしまった。
*べとべと 发粘
①日本はべとべと(と)した湿気の多い気候だ。
②そんなべとべとの手でさわらないで。
③台所のべとべと汚れは石鹸では落ちない。
*どうして 怎么,哪里哪里
①やさしそうに見えるが、どうして、なかなか気が強い。
②どうして、なかなか上手だ。
③どうして、どうして、そんなことではすむまい。
*ぽつんと 孤零零
①その海岸には水泳禁止の立て札がぽつんと立っていた。
②「困ったなあ」彼は浮かぶ顔をしてぽつんと独り言を言った。
③「おふくろはなんといった?」「何にもいわないで、うつむいてたわ。それからまた、ぽ
つんとこんなことをいったのよ。わたしにももう間もなくお迎えがくるだろうけれど、こんな罪をつくったままでは、とても極楽へは行けないだろうね……」
*(こわさ)を増す/~が増す 增加
①列車は次第に速度を増し、その心地よい振動が眠りをさそった。
②偶然なきっかけで一人のアメリカ人と出会い、親しみを増していった。
③朝の海に日の光がうっすらと差し込み、波の色は次第に青さを増してきた。
④ふもと一帯の地震は、それから毎日続いて起こり、強さも回数も日ごとに増していった。
⑤学習は、自ら積極的に行うことによって興味も増し、能率も上がる。
*
①兄は村を離れて戻ることがなかった。遠く果てしないところへ旅立っていったのだ、糸の切れた凧のように。
②彼女の果てしない愚痴には閉口した。
③果てしなく続く道だ。
④母のいない、海底のように暗い家の中に、私たち兄弟の冷たい生活はそれから果してなく続いた。
*
①落ちぶれて他郷にさまよう。
②家が落ちぶれたので、かれは学校をやめた。
*
①バイオリンは古くなると、材質が変化して、音がさえるという。
②今夜は冷え込んで、空の星が美しくさえている。
③梅雨時はうっとうしくて、なんだか気分がさえない。
④何か悩みでもあるか、さえない顔をしている。
⑤夜が更けるにつれ、頭がさえてきた。
⑥腕のさえた職人が少ないので、文化財の保護も難しくなった。
*素通りする 过而不停
①天津は素通りで北京まで直行した。
②友人の家の前を素通りした。
③問題提起のみに終始し、根本的な対策を素通りしてはだめだ。
*柄/柄にもなく 人品、人品不好
①柄にないことをするな。
②人を批判する柄じゃない。
③自分の子供を捨てるあなたは親と言える柄ではない。
*しんみり(する)
①父はしんみりした口調で母の思い出を話した。
②兄弟三人だけでしんみり母の通夜をした。
③山郷の温泉で秋の風情をしんみり味わいたい。(
*居心地満点/サービス満点/栄養満点/色気満点
*はて(「しまいには」の意)边际,最终
①掃除をしているうちに、彼は、次々に、すっかり曇ってしまっている窓ガラスを磨き出したり、机の上を整理してみたり、果ては、久しく怠っていた便所掃除まで、一気にやってしまおうと思い立った。
②人類は必死になって〝文明〝というものを追いかけているが、その果ては一体どういう
ことになるんだろうなんていうようなことを考えさせられます。
③激論を始め、果ては殴り合いまでした。
*のどかな天気/のどかな海/のどかな春の一日/のどかな心/のどかな気持ち
*(目に)しみる 刺眼睛
①彼女は、目にしみるような真っ白のドレスを着て、パーティーに現れた。
②たまねぎを切ると、必ず目にしみて、涙が出てしまう。
③かき氷は大好きだが、食べているうちに、その冷たさが歯にしみてくる。
④外はひどい暑さで、5分も歩くと、汗がシャツに染みてきた。
⑤コートなしでは、寒さが身にしみる季節になった。
*旬の野菜/竹の子は今が旬だ。
二、旅行のスケジュール
3月14日の午後:
京都出(山陰本線のジーゼルカーで北上)――(うっすらと、あるいは斑に雪を残した)
但馬の山間を縫って――城崎に到着した(のはもう日が暮れかかった)――竹野浜のあた
り、そこからトンネルを抜いてまたしばらく行ったところで日本海が姿をみせた。(山陰国
立公園のただなか)――浜坂で下車その晩湯村温泉に浸かった。
翌日の朝(3月15日)
①船着場(浜坂港)で見たもの
ァ(たくさん電球をぶら下げた)漁船(がずらりと並んでいる)。イカ釣り船
ィ藻(勢いのいい藻が揺れている)
ゥきれいな水(感想:どこの海を見ても、このごろはまず水を透かしてみる。きれいか、濁っているか。昔の人はそんなことは考えもしなかったろうと思う。海の水はどこだろうと澄んでいるのが当たり前だったろう。/この土地の人には真っ黒な海を創造しろと言っても、無理な注文かもしれない。)
ェ沖(波もうねりもみせず、青々と大海原が広がっている明るい、のどかな日本海の眺め)(感想:波荒れ灰色の日本海、なんていう概念的な言葉を口にしたら罰が当たりそうな)
②船に乗る(第一日本海丸)
ァ揺れること
(身軽なだけにそれだけ揺れも激しい/水面をバッタのように跳ねる感じ/うかうかしていれば、べンチもろとも海中に放り込まれかねない/右へ左へと転げた拍子に鉄柱に頭をぶっつけそうになる)
ィ海上の風(また身を切るようだ。朝風呂で温もった顔も手も足もたちまち冷え切って、感覚がなくなった。)
ゥおっさんの紹介(奇岩怪石?荒海という感じ?岩礁にある海鵜?灯台?平家の落ちぶれた部落)
ェ船酔いのお婆さんたち(ハンカチを口に当て、顔面蒼白で船着場の便所に駆け込む)
ェ蕎麦屋に入る(きつねうどんを食べたら、息を吹き返した)
③鳥取県に入る(レンタカーを借りて)
ァ民宿(漁網、漁具、洗濯物、子供⇒旅行者をほっとさせるものがある)
田後港の船着場へ向かう(伊豆の仲木とロケで泊まったことを思い出した)
波止場(釣り糸をたれている人の森閑としている姿)
ィ砂丘の落日(入り口にいい感じを受けなかった/海の青さにまして、なんと砂のきれいなことだ/砂を手にすくってみた/滝巻)
④海沿いのドライブ
三、言葉の学習
1、
①この仕事は、何が何でも明日までに終わらせてもらわなければ困ります。
②この取引は社運がかかっているんだから、何が何でも成功させなければならない。
③何が何でも隣の女に引けをとらない仕事につきたい。一流有名企業で働きたい。美奈子はものにつかれたようにそれを望んでは拒絶されることを繰り返した。
④この記事は、何が何でもひどすぎる。
⑤何が何でも、そんな話は信じられない。
⑥こんな短期間のうちに工事を終わらせるなんて、何が何でもできない相談です。
⑦今日は日曜日だし、彼、仕事は休みで家にいるはずだもの。呼び出してやるわ。寒いから出かけるのはいやだ、なんて言うかもしれないけど、何が何でも出て来い、って言ってやる。
2、ないことには(=なくては、なければ)
①あなたが快く見送ってくれないことには、私としても気持ちよく出発できないよ。
②とにかくこの予算案が国会で承認されないことには、景気回復のための次の手立てを講ずることは不可能だ。
③車を手に入れて以来、祥子はそれまで以上に飛ばすようになった。自分の車なのだから、
大事にする気が山ほどあったものの、かといって、すっ飛ばさないことには、どうにも収まりがつかない気持ちだったのだ。
3、(動詞)には(同じ動詞)が
①「あしたまでに完成させると約束したんですって?」「うん。約束するにはしたけれど、できるかどうか自信がないんだ。」
②一応説明するにはしたのですが、まだみんな、十分に理解できていないようでした。
③行くには行くが、彼に会えるかどうかはわからない。
4、高をくくる
①
②子供の靴だから千円もしないだろうと高をくくっていたら、五千円もすると聞いて、目玉が飛び出るほど驚いた。
③子供の頃よくマラソンをしていたから、10キロメートルぐらいと高をくくったが、息切れはするし、とても大変だった。
④すぐに終わるだろうと高をくくっていた裁判だったが、双方の主張も激しくなかなか終わらない。
5、というところだ
①「どうですか、もう仕上がりますか。」「あと2、3日というところです。」
②「進度がどんなものですか。」「来週で入門段階が終わるというところです。」
③「なかなかいい部屋ですね。」「ええ、古いけど、部屋代が安いので私にはちょうどいいといったところです」
④十分ではありませんが、なんとか生活できるといったところです。
6、~に限る
①ビールは冷たいのに限る。
②疲れたときは寝るに限る。
③自動車は新しい型に限る。いや、自動車ばかりではない。ほかのも同じことだ。
④女が海外留学して博士になったら、男は少なくとも二部門の博士だ。これは「嫁にやるなら我が家より高いにかぎる、嫁をもらうなら我が家より低いにかぎる」のと同じ理屈だ。
7、~にもまして
①それにもましてうれしかったのは、今までの係長が課長に昇進し、私はまた当分その
下で仕事ができるという点だ。
②日本の夏は暑い。しかし、暑さにもまして耐え難いのは、湿度の高さだ。
③本当にいい映画だった。映像の美しさはもちろんだが、それにもまして音楽がすばらしかった。
④彼はもともとまじめでよく働く人間だが、子供が生まれてからというもの、以前にもましてよく働くようになった。
8、ことだ(ことか)
①日本語がうまくなりたければもっと勉強することです。それ以外に方法はありません。
②風邪を速く治したいんだったら、暖かくしてゆっくり寝ることだ。
③子供に触らせたくないというのなら、最初から手の届くところに置かないことだ。
④家族みんな健康で、けっこうなことだ。
⑤いつまでも若くて、うらやましいことです。
⑥夜はあぶないからって、あのお母さん、子供を塾まで送り迎えしているんだって。ご苦労なことだね
⑦優秀な成績で卒業できて、なんとうれしいことか。
⑧飛行機事故のニュースを聞いて、どれほど心配したことか。
⑨電車が大雪のためにとまってしまった。再び動き出すまで、何時間待たされたことか。
9、~でもはじまらない
①今となってそんなこと言ったってはじまらない。
②そんな人と議論しても始まらない。
③騒いでも始まらない。
④いまさら何を言っても始まらない。
10、さして~ない
①朝食の後片付けや、さして広くもない家の中の掃除を終わり、洋子はすこしほっとした気持ちで朝刊を開いた。
②かれは父の倒産を聞いても、さして顔色を動かさないのに人々は少し驚きました。
③宮元が狂ったように、家の中を探し回った。さして広くもない3DKの家の中である。たちまち探しつくして、もはやどこにも探すべき場所がなくなってしまった。
④青年は訪問の主がいないと聞いてもさして失望した様子もなく、からかうような目で私を見た。