第五册 第一課 海の中に母がいる
(2009-07-26 18:56:37)
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散文欣赏日语综合教程 |
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第一課 海の中に母がいる
日语综合教程
第五册
背景
辻邦生
ツジ?クニオ
1925(大正14)年、東京生。1957(昭和32)年から1961年までフランスに留学。1963年、長篇『廻廊にて』を上梓し、近代文学賞を受賞。この後、芸術選奨新人賞を得た1968年の『安土往還記』や1972年に毎日芸術賞を受けた『背教者ユリアヌス』等、独自の歴史小説を次々と発表。1995年には『西行花伝』により谷崎潤一郎賞受賞。他の作品に『嵯峨野明月記』『春の戴冠』等。
新しい言葉
あこがれ
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担任の先生にあこがれて教師になろうと決めた。
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上級生にひそかにあこがれているが、口に出せない。
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田園生活にあこがれて郊外に家を建てた。
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伝統文化にあこがれ来日した
浮かぶ
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カバ(河馬)が首を出して水に浮かんでいる。
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死んだ魚が白い腹を見せて川に浮かんでいる。
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緑の葉の中に赤い果実が点々と浮かんでいる。
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笑うと口元にえくぼが浮かぶ。
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妻の目には涙がいっぱい浮かんでいた。
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突然、頭にいいアイデアが浮かんだ。
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知らせを聞いて喜ぶ母の顔が目に浮かぶ。
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故郷の風景が懐かしく目に浮かぶ。
帯びる
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兵士が腰に剣を帯びている。
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赤みを帯びた柿。
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かすかに青みを帯びた星。
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酒気を帯びた運転は禁止されている。
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夕方になると市場は次第に活気を帯びてくる。
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重い任務を帯びて赴任する
奪う
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だれも人の生命を奪うことは許されない。
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ビル建設で遊び場所が奪われた。
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彼女には人の心を奪う魅力がある。
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隣の女性に心を奪われてしまった。
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冬の海の景色に魂を奪われそうだ。
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目を奪うような新緑が目の前に広がる。
退屈
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刺激のない退屈な暮らしに飽きた。
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退屈な講義に眠くなる。
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退屈してあくびばかりしている。
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動物園の猿を見ていると退屈しない。
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子供と遊んでいると退屈を感じない。
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退屈のあまり居眠りをしてしまった。
荒れる
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海が荒れて船が出せない。
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山が荒れると遭難者が出る。
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酔って―?れる。
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彼の生活は近頃―ている。
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住む人もなく,―?れた家。
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田畑がひどく―ている。
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荒れた手足に薬を塗る。
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水仕事で手が荒れる。
ふさぐ
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壁の穴をセメントで―?ぐ。
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すき間を―?ぐ。
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失言に気づいてあわてて手で口を―?ぐ。
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いくら耳を―?いでも聞こえてくる。
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恐怖のあまり目を―?ぐ。
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故障したトラックが道を―?いでいる。
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本の山が机を―?ぐ。
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あれ以来,ずっと―?いでいる。
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気が―?ぐ。
接触
(1)近づいて触れること。触れ合うこと。
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「軽く―する」
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「―事故」
(2)交際すること。交渉をもつこと。
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「―する機会を探す」
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「―を保つ」
文法の学習
1、~とすると
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医学部に入るとすると、一体どのぐらいお金が必要なのだろうか。
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もし、今後も雨が降らないとすると、水不足になるのは避けられないだろう。
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仮に被告が言っていることが事実だとすると、彼女はうその証言をしていることになる。
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1時間待ってまだ何の連絡もないとすると、途中で事故にでもあったのかもしれない。
2、~といっても
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新しいアルバイトが見つかった。といっても、友達の代わりに一週間働くだけだ。
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ビデオの作品を作った、といっても、せいぜい10分の短い作品だ。
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料理ができるといっても、卵焼きぐらいです。
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シンガポールへ行ったといっても、実際は一日滞在しただけです。
3、なんとしても
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なんとしても彼には負けたくない。
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なんとしても彼に追いつくことができなかった。
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なんとしても戦争の再発だけは防ぎなければならない。
4、だけでも
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明日からまた仕事だと思うと、考えるだけでもいやになる。
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地震は経験した人の話を聞くだけでも怖い。
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イルカ(海豚)のダンスなんて考えただけで楽しくなる。
5、み (接尾)
形容詞?形容動詞の語幹に付いて名詞を作る。
(1)そういう性質?状態,またそういう感じを表す。
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「暖か―」「厚―」「おもしろ―」「新鮮―」
〔「味」を当てることがある。接続する語が「さ」より少なく,対象の性質?状態?程度を主観的?感覚的にとらえる〕
(2)そういう状態をしている場所をいう。「深―にはまる」「弱―」「茂―」
文法の学習
6、~てやまない
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愛してやまないアルプスの山々は今日もきれいだ。
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彼女は女優をしていた間、ずっとその役にあこがれてやまなかった。
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田中氏は一生そのことを後悔してやまなかった。
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あの方は私の父が生涯尊敬してやまなかった方です。
文章の構成
一、序論
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第一段落
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第二段落
二、本論
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第三段落~第八段落
三、結論
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第九段落~第十段落
質問
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筆者の海好きは母からの遺伝だと言っているが、それはなぜか。
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「母」はなぜ海を見たくなったのか。
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「人生の過ごし方も学んでいた」とあるが、それはどのように理解すればいいか。
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筆者は「海よ、~」という詩がすきなのか。それはなぜか。
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