分类: 拍戏实录 |
撮影2日目、いよいよ出番がやってきました。今回の役は三島明夫という日本軍人。でもこの三島は中国刀に非常に興味を持ち武士道精神をもった人物。日本では剣術に長けた著名な人物でもある。軍人の立場としては無意味な殺戮を阻止する為、軍部の命令で中国に渡った。今回で7度目の軍人役ではあるけど、役作りにおいてはそれほど苦に感じてない。というのもこの三島は武士道精神を持った男であり、非常に人間的な面をもった男である。戦争において一般人には危害を与えてはいけない、庶民を戦争に巻き込んではいけないという理念を持っている一本筋の通った日本人。今まで人間味のある役は「記憶の証明」の岡田役が一番代表できる人間味のある役ではあったけど、今回の三島は幼い頃から刀に愛着を持ち、それから軍部の命令、その他弟の為中国に渡り、そこで自分が心から尊厳できる中国の使い手(高手)に出会う。彼との手合わせ(较量)心から熱望する。日本兵士を殺された復讐の意味もあるけど、三島の中では彼との1対1の真剣勝負がただしたいという気持ちが強い。ある意味少年のような幼い純粋な精神も兼ね備えた男かもしれないと思う。この辺りを思う存分表現していきたいと思う。