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二级真题-2005-读解

(2008-02-01 01:43:02)
标签:

教育

分类: 真题及答案


2005        2級

         

    読解・文法

 

(200点 70分)

 

問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1234から最も適当なものを一つ選びなさい。

私たちの時間の感覚は、人によって、また立場によってもかなり違います。電話でよく「少々お待ちください」と言って待たされます。3分待たされたとしますと、待った人の感覚ではその3倍、9分ぐらい待たされた気がします。この時、待たせた方は実際が3分でも、その3分の1の1分ぐらいにしか感じないのです。つまり待たせた人と待たされた人の時間感覚の差は( ① )倍にもなるのです。そのことをよく承知したうえで「お待たせいたしました」を言わないと、お客さまを不快(注1)にさせることになります。
本来、時間に対する日本人の感覚は、きわめて(注2)神経質(注3)だと言われます。交通機関(注4)のダイヤの正確さなどにもそれがよく表れています。
ところが、その反面、日本語の中にはきわめて曖昧に時間を伝えることばが数多くあります。「しばらくお待ちください」「のちほどお電話さしあげます」「まもなく着くと思います」「少々時間をください」などの言い方は日常的によく使われています。
応対の中で「のちほどこちらからお電話さしあげます」と言った数人の人に、「『のちほど』というのは何分ぐらいの時に使いますか?」と訊ねたことがあります。驚いたことに答えは千差万別(注5)です。2、3分、10分か15分、30分ぐらい、1時間、2、3時聞、その日のうち、最大1週間以内と答えた人もいます。そして、「のちほど」と言われた相手の客も「のちほどって何分後ですか」と聞き返す人は皆無(注6)に近いのです。「ではよろしくお願いします」で終わってしまいます。客の方が「のちほど」を何分ぐらいと理解したかです。言った方にそれだけ幅があるのですから……。
「のちほど電話すると言ったから、出かけないで待ってるのにかかってこないじゃないか」と苦情になったこともあります。
きちんと時間のメド(注7)を言う人も、もちろんいます。時間のメドが立たない時に、「のちほど」というあいまいで便利なことばを使うのでしょう。しかし、メドが立たない場合でも、「担当がただ今席(注8)を外しておりますので、何分後というはっきりしたお約束が出来がねます。申し訳ございません」と、はっきり言えない理由をことばで伝えてください。
また、メドが立つ場合でも、10分後と思ったち「20分後ぐらいまでにはお返事出来ると思います」。30分後と思ったら「1時間以内には……」というように、多め多めの時間を伝えてください。人間の心理として、「30分後」と言われても20分後ぐらいから待ち始めます。25分も経つとイライラが始まります。30分後に正確に返事が出来たとしても、あまり満足感はないのです。それが「1時間以内には」と伝えておけば、30分後に返事がくれば「早く調べてくれたな」と思って満足してくれるものです。
(岡部達昭『心くばりの話しことば』による)
(注1)不快:いやな気持ち
(注2)きわめて:とても
(注3)神経質:こまかいことまで心配する性質
(注4)交通機関のダイヤ:バスや電車などの出発・到着時刻
(注5)千差万別:種類が多く、違いもいろいろあること
(注6)皆無:まったくないこと
(注7)メド:だいたいの見当
(注8)席を外す:自分の席を離れる

 

問(1)  問1( ① )に入る数字はとれか。

 

     1.3
     2.6
     3.8
     4.9
  

 

問(2)  「お客さまを不快にさせる」とあるが、待たせた人がとんな時にそうなるのか。

 

     1.待たせた相手が大事なお客さまであることを知らされていない時
     2.相手が実際よりも長く待っていると感じていることがわからない時
     3.相手が電話をかけてきたのだから少しぐらい待たせても問題ないと思った時
     4.どんなに待たせても「お待たせいたしました」と言えばいいと思っている時
  

 

問(3)  「のちほどこちらからお電話さしあげます」とあるが、そう言われた客は、たいてい何をすると考えられるか。

 

     1.どのくらい待つのか確かめてから電話を切る。
     2.一度電話を切って、しばらくしてからかけ直す。
     3.電話を切って、相手からかかってくる電話を待つ。
     4.「このまま待ちます」と言って、電話を切らずに待つ。
  

 

問(4)  「それだけ幅がある」とあるが、具体的にはどれだけの幅のことを言っているのか。

 

     1.普通1時間以内
     2.平均すると1日
     3.ほとんどの場合1週間
     4.2、3分から最大1週間まで
  

 

問(5)  筆者は読者に⑤「時間のメドが立たない時」はどうしたらいいと言っているか。

 

     1.あいまいなことばを使わないで、相手に何分待てるか聞いたほうがいい。
     2.あいまいなことばを使わないで、正確な時間が言えない理由を伝えるといい。
     3.あいまいで便利なことばを使えば、相手にはっきり時間を伝えなくてもいい。
     4.あいまいなことばは便利なので使ってもいいが、その前に相手に謝ったほうがいい。
  

 

問(6)  筆者はなぜ⑥「多め多めの時間」を使えるのがいいと言っているか。

 

     1.「1時間以内には」と伝えて30分後に返事がくれば、相手は満足してくれるものだから
     2.「30分後」と伝えても、相手はそんなに短い時間で返事が出来るとは思っていないから
     3.「1時間以内には」と伝えておけば、相手は2時間まではイライラせずに待ってくれるから
     4.「30分後」と伝えて、30分後にきちんと正確に返事が出来るというのは、あまりないことだから
  

 

問(7)  この文章で筆者が最も言いたいことはどれか。

 

     1.待たせる人待たされる人の気持ちになってことばを決めなくてはいけない。
     2.あいまいに時間を伝えることばは、時間に正確な日本人の時間感覚に合わない。
     3.相手に満足感を与えるには、できるだけ正確な時間を伝えて待ってもらうといい。
     4.人によって時間感覚の差は大きいので、お互いに待つ時間を確認する必要がある。
  

 

 

    

 

                                                                                        



問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。

(1)徹子から電話がありました。今から5、6年前のことです。
 「ねええ、ママ、千葉へ行ってきたの」
  電話の声(注1)が弾んでいます。きっと何かおもしろいことがあったんだろうと思い、私も「そうだったの」と相槌(注2)を打ちながら、彼女の次の言葉をワクワク(注3)しながら待っています。
[窓から太陽の沈む様子が、この世のものとは思えないほど美しいと評判の旅館があってね。それを見に、10人ぐらいの有志(注4)で出かけたわけ」
  ちょっとひと呼吸おいてから、また話しはじめました。
  「昼間の間は散歩したり、みんなで楽しく遊んでね、そろそろ時間になったわけ。さあ、時間だ!というので、みんなで窓のそばに座り、固唾(注5)をのんで待ってたの。"ホラ、沈むわよ" "ウワーッ、すごい" "この偉大な夕日にかなう(注6)ものはこの世には何もない"なんて口々に言いながら、あまりの素晴らしさに胸打たれて、最後はもう、みんな声も出なくなっちゃったほどだったのね。そのとき突然私が言ったのよ」
「あら、何て言ったのよ」
  もうここまでくると好奇心(注7)剥き出しです。
  「ここで雑魚寝(注8)して、明日の朝、また太陽が出るのを見ない?って。一瞬みんな私の言葉が理解できなくて、その後一斉に後ろに引っくり返ったのよ。畳の部屋でほんとよかったわ」
  私には、なぜみんなが引っくり返ったのかが理解できません。
「あら、どうしてそれがおかしいわけ。あなた何も間違ったこと言ってないじゃないの」
  (中略)
  「やっぱりママもそうなんだ。( ④ )。ね、わかった?
  「あっ、そうだわ。太陽は東から昇って西に沈むんだものね」
   ようやく私も納得。
(黒柳朝『トットちゃんと私』による)
(注1)声が弾む:普段とは違う、うれしそうな声の調子になる
(注2)相槌を打つ:人の話を聞きながら、「はい」「ええ」などと昌って調子を合わせる
(注3)ワクワクしながら:期待しながら
(注4)有志:あることに関心を持ち、一緒に何かをしようとしている人
(注5)固唾をのむ1どうなるかと緊張しながら見守る
(注6)~にかなう:~と同じくらいすばらしい
(注7)好奇心:珍しい物事に対する興昧や関心
(注8)雑魚寝:狭い場所でおおぜいの入が一緒に寝ること

 

問(1)  「さあ、時間だ!」とあるが、何の時間か。

 

     1.散歩に行く時間
     2.旅館に入る時間
     3.太陽が沈む時間
     4.部屋で寝る時聞
  

 

問(2)  ここで②「好奇心」を持ったのはだれか。

 

     1.ママ
     2.徹子
     3.旅館の人
     4.いっしょに行った有志の人
  

 

問(3)  「それ」は何を指すか。

 

     1.畳の部屋で引っくり返ること
     2.旅館の部屋で雑魚寝すること
     3.みんなが自分の言葉を理解してくれないこと
     4.翌日、同じところで太陽が出るのを見ること
  

 

問(4)  (④)に入る最も適当なものはどれか。

 

     1.太陽が沈むのも太陽が昇るのも同じくらい美しいのよ
     2.太陽が沈んだ場所で、太陽が昇るのを待ってもダメなのよ
     3.太陽が沈むのは見られたけど、太陽が昇るまで待てないのよ
     4.太陽が沈んだ場所から太陽が昇るのを見ても美しくないのよ
  

 

 

(2)子供の授業参観(注)に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手をあげ、指された生徒が答えた。次に、「ほかの人は」と先生がきくと、またみんなが手をあげ、別のだれかを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒がみんな同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えならいわなくてもいいのにと思うのですが、先生はそれを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。
しかし、無理しても別な答えを出すこと、あるいは人と同じことはいわないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には、「(③)」と聞いてほしかった。そして、もし出てきた別の答えが間違っていても、それはおもしろいね、とまずほめて、しかし、ここの部分は考え直してみたらどうでしょうとか、ここに無理があるかもしれないと、言っていただけたらと思いましたね。
(山本毅雄「21世紀の本の読み方による)
(注)授業参観: 教室に入って授業を見学すること

 

問(1)  「子供の授業参観に行って驚いたこと」とあるが、筆者は何に驚いたのか。

 

     1.最初に指された生徒の答えが正しかったこと
     2.先生の質問に生徒が次々に同じ答えを言ったこと
     3.先生の質問に生徒が手をあげて1人ずつ答えたこと
     4.最初に答えた生徒と違う答えをする生徒に先生が困ったこと
  

 

問(2)  「それ」は何を指すか。

 

     1.生徒がみんな同じ答えを言うこと
     2.生徒がみんな違う答えを言うこと
     3.他の生徒と同じ答えの時は手をあげないこと
     4.他の生徒と違う答えの時は手をあげないこと
  

 

問(3)  (③)に入る最も適当なものはどれか。

 

     1.別の答えはありませんか
     2.だれの答えが正しいですか
     3.同じ答えの人はいませんか
     4.まだ答えていない人はいませんか
  

 

問(4)  筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。

 

     1.生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
     2.生徒に人と違う答えを出ナことをすすめてほしい。
     3.生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
     4.生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。
  

 

 

(3)私たちはどんな時に悩むのだろう。就職を決める時、A社にするかB社にするかで悩む。今交際している彼女と結婚するべきかどうかで悩む。つまり何かの選択場面、決定場面に立たされた時に悩むのである。しかし、若者たちは選ぶことができない。いやその前にそもそも(注1)選ぼうとしていない。選ぶ意志がないのである。
ある調査によると、今の若者のうち「どの会杜に就職するか」を「自分で決める」のはわずか18パーセント。約5割(注2)が「父・母・友だちの意見で決める」と答えている。「なるようになる」と答えた者も、約3割いる(筒井俊介、修士論文)。
( ① )驚きなのは「恋人」を「自分で選ぶ」若者が、わずか29パーセントであること。「なるようになる」が4割で一番多い。おそらく合コン(注3)か何かでたまたま隣にいた人と、何となくつきあい始めるケース(注4)が多いのだろう。
「今つきあっている恋人と結婚するかどうか」を「自分で決める」若者はさらに少ない(22パーセント)。約2割が母の意見、約2割が友だちの意見で決めると答えている。
これでは、悩みが生じないのも当然である。
就職と結婚は、人生の二大イヴェント(注5)。よい配偶者(注6)に恵まれて、自分を生かせる(注7)仕事に就く。これが今も昔も、幸福の二大条件である。この二つを自分で選ばないのなら、たしかに大した悩みも葛藤(注8)も生まれてこないだろう。しかしそれで果たして、自分の人生を生きていると言えるだろうか。
けれど、それが今の若者の「当たり前」なのである。
(諸富祥彦「〈むなしさ〉の心理学----なぜ満たされないのか」による)
(注1)そもそも:はじめから
(注2)~割:1割は10%
(注3)合コン:独身の男女が出会いの場として開く集まり
(注4)ケース:;場合
(注5)イヴェント:行事 (注6)配偶者:夫、または妻
(注7)生かす:よさ、能力を十分に引き出して使う
(注8)葛藤:反対の二つの気持ちの聞でどうしようかと悩むこと

 

問(1)  (①)に入る最も適当なものは何か。

 

     1.実は
     2.では
     3.さらに
     4.ただし
  

 

問(2)  この文章中の調査によると、若者は恋人や結婚相手をどのように決定しているか。

 

     1.恋人も結婚相手も自分で決める人が多い。
     2.恋人も結婚相手も自分で決めない人が多い。
     3.恋人は自分で決める人が多いが、結婚相手は他の人に聞いて決める人が多い。
     4.恋人は他の人に聞いて決める入が多いが、結婚相手は自分で決める人が多い。
  

 

問(3)  「それ」は何を指すか。

 

     1.入生で大切なことも自分で決定しないで、あまり悩みを持たないこと
     2.人生で何かを決定する時、何が自分にとって幸福かをよく考えること
     3.人生で悩みや葛藤を持たないことにっいて、実は疑問を持っていること
     4.入生で最も大切なことは、入に聞かずに自分の意志で決めようとすること
  

 

 

    

 

                                                                                        



問題Ⅲ 次の(1)から(5)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。

(1)子どもたちの何かが変わってきた-----。いまの子どもたちが一番変わったところは、自分を語れなくなったこと。少し前の子どもたちは、「どうして悪いことをしてしまったの?」と間いかけると、「どうしてそうなっちゃったんだろう」と、それなりに(注)一生懸命考えて答えを出してよこしたものだが、いま、そう問いかけても答えられなくなくている。おしゃベリはよくするのに、自分の心を言葉にするのは苦手で、自分を理解してもらおうという努力がないのである。これは、自分を語るという場が少なく、経験もないからに違いない。
(野代仁子『非行を叱る~カウンセラーのノートから』による)
(注)それなりに:その入ができる範囲で

 

問(1)  少し前の子どもと比べて、いまの子どもが変わったところはどんな点か。

 

     1.自分の気持ちを口に出すことができなくなったこと
     2.自分の心を言葉で言い表すことがじょうずになったこと
     3.自分を語る機会が増えて、おしゃべりをよくするようになったこと
     4.悪いことをした理由を聞かれた時、よく考えないと答えられなくなったこと
  

 

 

(2)イアン様
  先日はお便りありがとうございました。こちらこそごぶさたしております。卒業記念発表会のご案内状もありがとうございました。ホームステイでわが家にいらっしゃった時は、まだ来日なさったばかりでしたのに、もう2年にもなるのですね。
  ほんとうに早いものです。あの時はほとんど日本語が話せなかったので心配でしたが、発表会では大勢の人の前で日本語で話されるのですね。本当に驚きました。発表会へは、家族そろって、うかがうつもりです。イアンさんの発表をお聞きするのが今からとても楽しみです。
  ところで、その後は何かご予定がありますか。よろしければ一緒にお食事でもいかがでしょうか。ご都合をお聞かせください。
  では、発表会当日を楽しみにしております。
                                       3月10日
                                       田中よしこ

 

問(1)  この手紙で表されている書き手の気持ちとして、最も適当なものはどれか。

 

     1.留学生が日本語を話せないことを心配している。
     2.留学生が日本語で発表することを不安に思っている。
     3.留学生がホームステイに来ることを楽しみにしている。
     4.留学生が日本語で発表することをうれしく思っている。
  

 

問(2)  この手紙を読んだ人は、この後何をするか。

 

     1.発表会を聞きに行く。
     2.発表会の案内状を出す。
     3.発表会後の都合を知らせる。
     4.発表会後に食事に招待する。
  

 

 

(3) 初対面(注1)の人を目の前にした時は、どんな人でも緊張感を持って接するでしょう。相手が不快にならない言葉を丁寧に選んでいるはずです。ところが、2回、3回と顔を合わせるうち、次第に慣れが生じます。その時が、人づきあいがスムーズ(注2)になるかどうかの分岐点(注3)ではないかと思うのです。親しくなりつつあるからこそ距離をおき、もう一度相手をよく見つめてみること、そして、相手の個性を理解した上での接し方を工夫していくことが大切なのではないでしょうか。
(斎藤茂太「究極の言葉は「ありがとう」「PHP」平成14年1月1号こよる)距離をおいた時
(注1)初対面の人:初めて会う人
(注2)スムーズになる: 順調に進むようになる
(注3)分岐点: ものごとの分かれるところ

 

問(1)  筆者は人づきあいにおいて、どんな時に注意することが必要だと言っているか。

 

     1.初対面の時     2.緊張した時     3.慣れてきた時     4.距離をおいた時
  

 

 

(4) 人間とは不思議なもので、年をとってもいろいろな新しいことを経験したいという気持ちがある。例えば自分で茶わんを作ってみるとか、ピザ(注1)を焼いてみるとか、さまさまな新しい挑戦(注2)がある。
しかし、当然のことながら、それがうまくいくことは少ない。茶わんはぜんぜん丸く作れないし、ピザはおいしくない。だが、それを恥ずかしく思う必要はないのだ。最初からうまくできるなら、世の中のさまざまな学校や修業(注3)は必要ないことになる。初めはうまくいかないのが当たり前なのだ。
それなのに、家族の者に「変な形」、「まずい」などと言われると、「もう二度と作らない」と思ってしまう。初めての挑戦には、周りの人々の理解と応援も必要なようだ。
(注1)ピザ:イタリア料理の一つ
(注2)挑戦:困難なことに立ち向かっていくこと
(注3)修業:技術を習い、身につけること

 

問(1)  「新しい挑戦」とあるが、筆者はこれについてどう思っているか。

 

     1.周りの人々に理解されない場合は、初めからやちないほうがいいと思う。
     2.初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うことはない。
     3.年をとってから新しいことに挑戦する場合は、周りの人々の応援があるので、うまくいくはずだ。
     4.初めて挑戦することは、まず学校に行ったり一人で練習したりしてから、入の前でやったほうがいい。
  

 

 

(5)日本人は「察し合い」の会話をすると言われている。「察し合い」とは、言葉で表現されなくても相手の気持ちや状況を想像してお互いに理解し合うことである。次のグラフは文化庁が2002年1月に行った世論調査(注1)で「察し合い」の会話についてたずねた結果である。
それによると、「ア:これからも察し合いの文化を伝えていくべきだ」と考えている人は少なく、どの世代(注2)も20%未満で、40代が最も少なかった。また、どの世代も10~20%が「イ:誤解を招くこともあるので、相手に『察し』を期待しない方がいい」と考えておリ、「ウ:これからは、きちんと言葉に出して言うべきだ」と考えている人がさらに多いことを考えると、これからは「察し合い」の会話が減っていくのではないかと思われる。
  40代、50代では約40%が「ウ」と回答しているが、「ア」の回答数と合わせて考えると、「察し合い」の会話に一番否定的なのは40代だと言えそうだ。
  それに対して、10~30代では「エ:相手や状況によって、察し合いの会話をするかどうか使い分けるといい」という回答が一番多かった。
ア:これからも察し合いの文化を伝えていくべきだ
イ:誤解を招くこともあるので、相手に「察し」を期待しない方がいい
ウ:これからは、きちんと言葉に出して言うべきだ
エ:相乎や状況によって、察し合いの会話をするかどうか使い分けるといい
(注1)世論調査:ある問題について、集団や社会の意見を調べること
(注2)世代:同じくらいの年の人たちの集まり

問(1)  文章の内容とグラフが合う組み合わせはとれか。

 

     1.A:ウ B:エ C:イ D:ア
     2.A:ウ B:工 C:ア D:イ
     3.A:エ B:ウ C:イ D:ア
     4.A:エ B:ウ C:ア D:イ

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