日本语能力N2 2013-07真题文法?読解

文法
問題7
33.Y遊園地の昨年の入場者数は、1000万人(
①に ②で ③
34.鉄道会社と自治体による長期間の議論(
35.今日は午後から晴れるという予報だったが、午後になっても雨はやまず、むしろ(
①強い ②強く ③強かった ④強くなる
36.哲学Ⅱの授業は、哲学Ⅰの単位を取得(
①してからか ②してからでないと ③してからで ④してからでなくて
37.(広告で)現在、数量限定半額セールを実施中。商品が(
①なくなり次第 ②なくなった以上 ③なくなるうちに ④なくなっては
38.(花屋のホームページで)
39.夫「行ってきます。」
妻「え?会社、行くの?まだ熱があるんでしょう?」
夫「大事な会議があるから、(
①休んでもおかしくない ②休みっこない ③休むわけにはいかない ④休むほかない
40.A「ねえ見て、このゲーム。面白そうだから、買っちゃった。」
B「あ、それって、最近雑誌(
41.砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそ、これらは日本食を作る(
42.うちの犬は、私が(
①出かけるところに ②出かけようとしたまま
③出かけるところみたいで ④出かけようとするたびに
43.私は、ストレスは悪い(
44.司会者「お二人は、子供が外で遊ばなくなったのはなぜだと思いますか。」
山田「子供が安心して遊べる場所がなくなったからだと思います。」
西川「確かに(
①そうします ②そのつもりです
③それもあるかもしれません
問題8
45.この国でサッカー_____
①スポーツ
46.田中「あれ?木村さん、だいぶ髪が伸びましたね」
木村「ええ、半年前に_____
①きり ②一度も ③切って
47.私たちの学校には指導熱心な先生方が多いが、中でも、経験豊富な_____
①生徒は ②山田先生は ③もとより ④保護者からの
48.宇宙にはこれだけ_____
①多くの星がある ②生物がいた ③のだから ④どこかの星に
49.仕事の_____
①対立する ②ことの ③上では ④多い
問題9
以下は、留学生が日本事情について書いた文章である。
日本における米食の変化
日本食というと米の印象が強く、私は、日本人は米を一日三食食べていると思っていた。ところが日本に来てみると、(
ある調査によると、1960年の日本の米の消費量は一人当たり年間約120キロだったが、2010年は約60キロだったという。この50年で米の消費量が半減したわけだ。けれども、50年で一日の食事の回数や総量が半減する(
それにはいくつか(
食の多様化自体は、食卓が豊かになるのだし悪いことではない。(
私の国の食文化も私たちの健康を支えてくれていたのだろうか。日本に来て、その土地に生きる人と食文化とのつながりについて(
50.
①これではなかった ②それではなかった
③そうではなかった ④こうでもなかった
51.
①とは思えない ②としか思えない ③とも思われる ④とさえ思う
52.
①条件 ②証拠 ③基礎 ④理由
53.
①理由 ②そのうえ ③だが ④そこで
54.
①考えたのだろう ②考えさせられた
③考えさせていたのだろう ④考えられていた
読解
問題10
(1)
物まねのじょうずな人が小鳥の鳴き声や汽笛や飛行機の飛ぶ音などをまねてみせると、人は感心する。もしそれが「物まね」であることを知らなければ、本物だと思って聞くので特別感心もしない。
人はそれが本物でないことを知っていて、心の中にある本物のイメージと比べてみて、似ていることを確認する。似てはいるが本物ではなく「物まね」であることを意識した時はじめて「うまい」「そっくりだ」と言う。
55.人は感心するとあるが、なぜか。
①「物まね」が本物でないと知っているから
②「物まね」と本物を比べたことがないから
③「物まね」を本物だと思い込んで聞くから
④「物まね」される本物のことを知らないから
(2)以下は、靴の会社の技術部員が受け取った社内メールである。
56.このメールを見た技術部員が必ずしなければならないことは何か。
①前回の会議の記録を確認することと、11日10時までにシューズ改良案を出すこと
②会議で検討する事柄を確認することと、11日10時までにシューズ改良案を出すこと
③シューズの発売予定を確認することと、11日15時までに発売方法の改善案を出すこと
④全員のシューズ改良案を確認することと、11日15時までに発売方法の改善案を出すこと
(3)
57.この文書を書いた一番の目的は何か。
①事務用品の注文先の会社の変更を伝える。
②事務用品の注文方法の説明会の日時を知らせる。
③事務用品の注文、管理方法の問題点を伝える。
④事務用品の注文、管理方法の変更を知らせる。
(4)
客は、自分が好きな本を並べている本屋にであったとき、いい本屋だと思う。だが、その本はすでにもっているからもう買わない。だからその本は売れないのだが、客は自分の好きな本を置いてくれているその本屋に、他にも面白い本があるだろうと期待して何度も足を運び、別の本を買ってゆく。数字上は売上ゼロ冊の本がこうして店の売上げに貢献していることを考慮せずに棚をつくっていけば、本屋は魅力のない空間になってしまう――。
(石橋毅史『「本屋」は死なない』による)
58.魅力ある本屋の姿勢として、筆者の考えに合うのはどれか。
①売れない本にも興味をもってもらえるよう工夫する。
②売れない本も役割をもっていることを理解する。
③売れない本がなくなるように客の好みを調べる。
④売れない本はできるだけ置かないようにする。
(5)
住まいは「生活の器」であると言われている。器と言えばよく引き合い(注1)に出されるのが食器である。うどんにはどんぶり、味噌汁には汁椀、ステーキには皿というように食べ物に合った器が必要であり、汁碗に入ったステーキがナイフで切れないように器によって中身が制約される(注2)。この点では住まいも同様である。住み手毎にその生活は異なっているから、住み手に合った住まいが必要であり、逆に、住まいによっては住み手の生活が歪められる(注3)こともある。
(多田道太郎編『環境文化を学ぶ人のために』による)
(注1)引き合いに出す:例にする
(注2)制約する:制限する
(注3)歪められる:ここでは、変えられてしまう
59.筆者によると、住まいと食器の共通点は何か。
①中に入るものは、「器」と同じ形になる。
②中に入るものによって、必要な「器」は違う。
③「器」の形によって、中に入らないものがある。
④「器」の価値は、中に入るものによって異なる。
問題11
(1)
日本の大学生はコピーをとる機会が多い。コピー代は大抵1枚10円で、決して高くはない。けれども、枚数が多いため、大学生にとってはそれなりの負担になる。コピー代が安くすめば、もう少し余裕のある学生生活が送れるかもしれない。
このような事情を実感していた①大学生たちが5人集まって、無料でコピーがとれるコピー機を大学に設置する会社を始め、好評を得ている。
では、彼らはどうやってコピー代を無料にしたのか。それは、企業からの広告料を利用しようというアイデアから始まった。
仕組みはこうだ。まず、この会社は広告を出してくれる企業を募集し、広告料をもらう。そして、その企業の広告をコピー用紙の裏面に印刷し、大学に設置した無料コピー機にセットする。学生がこのコピー機を使うと、コピー用紙の表には学生のとったコピーが、裏には企業の広告が載る。つまり、コピー用紙が企業の広告にもなるというわけだ。この会社は、このようにして得た広告掲載料を、無料コピー機の経費にあてているのだ。
60.①大学生たちは何を目的として会社を作ったか。
1.大学生向けの情報をコピーを使って提供すること
2.大学生にコピー代の節約を意識してもらうこと
3.大学生が多くのコピーをとれるようにすること
4.大学生のコピー代の負担を少なくすること
61.この会社では、どうしてコピー代を無料にできるのか。
1.学生が払うべきコピー代を、広告費として後から企業に請求できるから
2.広告が掲載されたコピー用紙を、企業から提供してもらえるから
3.企業から受け取る広告掲載料を、コピー機の経費として使えるから
4.企業の広告が描かれたコピー機を、企業から借りられるから
62.②利点とあるが、この文章からわかる企業にとっての利点は何か。
1.大学生を通して、他の人にも広告商品を宣伝できる。
2.対象を大学生に絞り込めるので、効果的に広告を出せる。
3.広告に対する学生の反応を、今後の商品開発に生かせる。
4.ちらしより捨てられにくいので、広告を出す回数が減らせる。
(2)
以前、アメリカの教育心理学者が、小学5、6年生を対象に、記憶力や理解力が時間帯によってどう変わるかを調べる実験を行ったことがあります。その結果、計算や暗記などの作業効率は、午前10時と午後3時くらいがピークでした。
「午前と午後に一度ずつ効率の上がる時間帯に、最も集中して勉強すれば効果的。もちろん個人差はあるので、自分のリズムをきちんと把握(注3)し、ノッている(注4)時間帯を見つけることが大切です」
「能率の波は、自分で意識的にコントロールすることもできる。自分が勉強する時間帯に、最も頭の働きが良くなるよう習慣づけられればベスト」と内藤さん。タイミングを待つだけではなく、自分から作り出す“攻めの姿勢”が求められるのです。
(読売新聞2011年11月18日付朝刊による)
(注1)就寝:寝ること
(注2)効率的な:ここでは、効果が上がりやすい
(注3)把握する:ここでは、つかむ
(注4)ノツている:ここでは、調子が良い
(注5)~極まりない:非常に~だ
(注6)絶好調の:非常に調子が良い
(注7)ノルマ:ここでは、しなければならない勉強の量
63.アメリカの教育心理学者の実験結果について合っているのはどれか。
1.アメリカの教育心理学者の実験結果について合っているのはどれか。
2.時間帯が遅ければ遅いほど成績が上がる。
3.午後3時ごろの方が午前10時ごろより成績が良い。
4.午前10時ごろの方が午後3時ごろより成績が良い。
64.この文章によると、効果的な勉強法とはどのようなものか。
1.毎日勉強することを習慣づける。
2.勉強の量と時間を毎日一定にする。
3.調子の良い日に集中して勉強する。
4.頭の働きが良くなる時間に勉強する。
65.“攻めの姿勢”とは何か。
1.能率のピークをできるだけ長く保てるようにする。
2.能率のピークに活動できるように生活の時間を調節する。
3.能率を上げたい時間帯に能率のピークが来るようにする。
4.日中に能率のピークが来るように自分の生活を変える。
(中略)
(注1)しきたり:昔からの決まり
(注2)なんらかの:何かの
(注3)おのずと:自然と
66.好きなことしかやりたがらない子どもをつくってしまったとあるが、筆者はどこにその原因があると考えているか。
1.個性の重視ということが間違って解釈されている点
2.個性の重視ということが注目されている点
3.個性の意味についての解釈が定まっていない点
4.教師が社会生活上のルールを教えていない点
67.筆者は、子どもの個性を重視するとはどのようなことだと言っているか。
1.それぞれの望むことを自由にさせる。
2.それぞれの興味や価値観を尊重する。
3.他人より優れた点を高く評価する。
4.他人との違いが大きいほうがよいとする。
68.子どもの教育について、筆者が言いたいことは何か。
1.子どもの興味や関心は変わりやすいので、注意深く観察することが必要だ。
2.子どもの興味や関心が広がるように、多様な体験の機会を与えることが重要だ。
3.子どもの自主性を尊重し、自身で新しい興味や関心を見つけ出すのを待つべきだ。
4.子ども自身が見つけた興味や関心に注目し、それを集中して経験させたほうがよい。
問題12
A
(注1)ジャンル:ここでは、科目
(注2)アプローチを経て:アプローチによって
(注3)本質:ここでは、いちばん大切なこと
(注4)断然と:ここでは、必ず
69.AとBで共通して述べられていることは何か。
1.勉強しなければ、何がわからないかも気づけない。
2.勉強によって身につけた力だけでは、生きていけない。
3.勉強によって養った力は、将来社会に出てから役立つ。
4.勉強で成績が良い人間は、困難を克服する力を持っている。
70.勉強することについて、AとBはどのように考えているか。
1.AもBも、各科目を勉強することが、途中であきらめない強い心を養うと考えている。
2.AもBも、社会に出る前の勉強よりも、社会に出てから学ぶことのほうが大切だと考
えている。
3.Aは社会に貢献する能力を養うことが、Bは生活に役立つ知識を学ぶことが、生きて
いく力になると考えている。
4.Aはさまざまな科目を勉強することが、Bはわからないことを勉強し続けることが、大切だと考えている。
問題13
(中略)
親が決めたレールや、こうあるべきだという社会通念(注2)は、極端に少なくなり、どんな生き方も肯定される、そんな時代になったと思います。各人が自分の責任において、
自分の生き方を選ぶことができるようになったのです。
ところが、①この状況が人を幸せにしているとは必ずしも言えないというのが現状です。選択肢の数の増加と同じだけ、“これでいいのだろうか„„”という迷いも増えました。迷って選択ができない、あるいは選択したけれど間違ったと思う„„。そんな人たちが増えてしまったのです。
他の人とくらべて、自分の人生が劣っているのではないか、失敗だったのではないかと考えてしまう。こうやって自分を追い込み、自分の人生に自信がもてなくなる。そんな人をたくさん生んでしまったのではないでしょうか。
だとすると、本人が自分の選択が良かったと素直に思える、あるいはその選択がどうであれ、自分は良く頑張った、精一杯やったと心から思えることが大切なのではないでしょうか。
(高橋克徳『潰れない生き方』による)
(注1)飛躍的に:大幅に
(注2)社会通念:広く社会に受け入れられている常識
(注3)惑わされないで:ここでは、迷わされないで
71.①この状況とはどんな状況か。
1.自分の生き方を自分で決められる。
2.自分らしい生き方が高く評価される。
3.親に決められた生き方を信じられる。
4.限られた選択肢の中で生き方を選べる。
72.②生き方なんてこれしかないと言われたほうが、実はラクなのかもしれませんとあるが、なぜか。
1.自分の生き方で迷わなくて済むから
2.自分の生き方が正しいと常に感じられるから
3.人生の意味について考えなくて済むから
4.人生に失敗してもあきらめがつくから
73.この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
1.人生において、社会に通用する生き方を探すことが大切だ。
2.他の人とくらべずに、自分らしい人生を選んだほうがいい。
3.どんな人生を選ぶかより、選んだ人生をどう生きるかが大切だ。
4.人生の選択を間違えたと思ったら、柔軟に生き方を変えたほうがいい。
問題14
74.岩田さんはこの事典をなるべく安く手に入れたい。予約方法と代金の支払いはどうす
ればよいか。
1. 1月15日までに書店で予約し、1月20日までに全額を振り込む。
2. 1月15日までに書店で予約し、2月1日に書店で全額を支払う。
3. 1月15日までにホームページで予約し、同時にクレジットカードで全額を支払う。
4. 1月15日までにホームページで予約し、1月20日までに分割払いの初回分を振り込む。
75.この事典を予約販売で購入した場合、安さ以外の利点はどれか。
1.発売日より前に、事典を受け取ることができる。
2.分割払いの支払い回数を自由に決めることができる。
3.発行元に、振り込み手数料を負担してもらえる。
4.海外にも送料無料で事典を送付してもらえる。