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<蛍火の杜へ>の台詞

(2013-03-09 19:13:44)


●おじいちゃんの言うことをよく聴くのよ、
●うん、
●ハンカチ持った?切符は? 履歴書とスーツの靴は?またあんたそれで?
●大丈夫、ちゃんと黒いの入れた、
●新幹線に荷物忘れないようにね、うとうとして乗り過ごしちゃダメよ。
●あ~、分かってる、もう、毎年行ったんだから、大丈夫だって、
●ほら、帽子被って、中症(ねっちゅうしょう)なるよ、
●いいってば、大丈夫、行ってきます、彼に初めて出会ったのは、私が六つの時でした、暑い夏の日、妖怪たちの住むと言われる山神の森で、私は迷子になったんです、出口を求めて走り回り、疲れて動けなくなって、寂しさと恐ろしさから、とうとう泣き出してしまった私の前に、彼は姿を現したのでした、
●おい、ちび、なにを泣いてるんだ?
●ひ、人だ、助かった、
●す、すまない、お前、人間の子供だろう、
●う?
●俺は人間に触れられると、消えてしまう、
●人間にって、お兄さんは人間じゃないの?
●この森に、住む者だ、
●え?じゃあ、妖怪さん?でも、消えるってどういうこと? 本当に人じゃないのね、子供を棒で殴るなんて、
●消えるっていうのは、消滅するって意味だ、山神様がそういう術を俺にかけてる、人間に触れたら最後、それでお仕舞いだ、
●ご、ごめんなさい、
●ほら、ちび、そっち側持ちな、迷子なんだろう、森の外まで連れて行く、
●ありがとう、
●わ~~やめてってば、
●ご、ごめんなさい、つい、なんかデートみたいですね、
●色気のないデートですね、お前は怖がらないね、
●なにを?
●いや、ここを真っ直ぐ行くと、山道へ出る、じゃあな、
●お兄さんはずっとここにいるの?またここに来れば会える?
●ここは山神様と妖怪の住む森、入れば、心を惑わされ、帰れなくなる、行ってはいけない、そう村の人たちに言われてるだろう、
●私、竹川蛍「たけがわほたる」、あなたは?とにかく明日、お礼を持って、またここに来ます、さようなら、
●銀だ、
●蛍、
●おじいちゃん、
●蛍、このバカ者めだ、一人で山に入って、怪我でもしたらどうする?
●おじいちゃん、
●うん?
●あの森には妖怪が住んでるって本当?
●山神の森か、さあな、そういう言い伝えた、子供の頃は妖怪に会いたくて、よく友達と森に入ったもんだ、結局会えなかったが、目の端でちらちらと何かを見た気がしたよ、夏の夜なんかは、森の中からおはやしが聞こえてきたり、そう言えば、岩ちゃんたちが森の中で夏祭りに迷い込んで遊んだって言ってだっけ、けれど、村の人間があの森で祭りなんかするはずもない、じゃあ、あの祭りはなんだったんだ、妖怪たちの祭りに迷い込んだんじゃないかって大騒ぎになってな、かあ、懐かしいね、大バカだったね、ガキん時の頃は、ははは~~、
ここは山神様と妖怪の住む森、入れば、心を惑わされ、帰れなくなる、
●来たね、本当にまた来るとは思わなかった、
●ま、
●うん?
●待っててくれたのね、
●学習しないな、お前は、
●嬉しくて、つい、ごめんなさい、
●ここは暑い、凉しいところへ行こうか、
●へ?
●大丈夫だよ、またちゃんと送るから、
●うん、  
●銀、それ、人間の子供か、食べてもいいか、
●ダメだよ、友達なんだ、
●そうか、人の子、銀の肌に触れてくれるなよ、もし触れたら、わしがお前を食ってやるぞ、
●アックショ~~
●あ?狐?
●あれも妖怪だよ、化けて人脅かすけど、根は臆病でいい奴だ、
●すご~~い、本物の妖怪なんて初めて見た、本当にいたのね、すごい、すごい~、
●お前、俺のとこを何だと思ってるんだ、
●銀はのっぺらぼうなにかなの?何でお面を付けてるの?
●たいした理由はない、俺のことはいい、蛍のことを話せよ、
●興味ある?あるから待ってたんだ、
●次の日も、その次の日も、私は森へと通いました、山の中を駆け巡って遊びまわる、夏の日々、●ははは、こっちこっち、
●あっちのほうが卵がいいんだよ、
●ありがとう、たわいないことでも、楽しくて仕方なかった、
●いた!
●銀、眠っちゃったの?ご面には触っても大丈夫なのよね、あ、ごめんなさい、
●あ、いた、痛い、寝込み襲いとは、お子ちゃんは恐ろしいな、
●ごめんなさい、でも、狸寝入りしてたんでしょう、
●普通だったろう、
●なぜお面をしてるの?
●こんな面でもしてないと、妖怪には見えないだろう、
●変なの、
●へへ、
●あのね、銀、
●うん?
●私明日から、ここに来られないんだ、この前、話したでしょ、夏の間に、おじいちゃんちに●遊びに来てるって、だから、明日、帰らなきゃいけないの、
●うん~?
●来年も()れるか、
●うん、こうして私は、夏を心待ちにするようになりました、約束の夏、銀は私を待っていてくれました、冷たい、
●変な奴だな、水が冷たいのは当たり前だろう、
●銀、
●銀、
●危ない、銀、それは人の子だ、触れられたら、お前は消えてしまう、
●ありがとう、大丈夫だよ、
●触れてくれるんなよ、人の子よ、
●はい、
●銀、銀、銀よ、気を付けて、銀、
●妖怪さんたちは触ることができるんだよね、そんな夏が二度三度と続き、
●蛍、どこだ?蛍、蛍、ほた
●わぁ~、
●あ~何やってんだよ、お前は、
●驚いたは見てやろうと思ったんだけど、私といる時ぐらい、時々はお面外してくれる、
●いいけど、なにか意味あるのか、
に意味はないけど、
●危ない、蛍、危なかった、
●あ、そうね、
●すまん、蛍、大丈夫か、
●でもよかった、
●え?
●ねえ、銀、何があっても、対、私に触らないでね、ね~、対よ、 次の夏も、次の次の●夏も、私は森へと通ったのでした、行ってきます、銀、今年も来たよ、ジャン~、中校になりました、
●なんか、女みたいに見えるぞ、
●女ですよ、一応、
●行こうか、
●うん、あれ?なんか、そうか、うんん、中学になっても、小学校の頃の友達もいっぱい同じクラスにいるから、あんまり変わらない感じ、それより目線が、少しずつ近付いてゆく、銀は、どうやら人間よりずっと、成長が遅いようで、
●こうか、
●そうそう、それで私が走ったら放してね、行くよ、ははは~、私は、年を重ねるごとに、姿が変わって行くのに、銀はほとんど、出会った頃のままで、そのうちきっと、銀の年を追い越してしまうのね、
●おい、蛍、スイカ切ったぞ、食え、
●うん、はい、お母さんは、
●ばあさんと買い物、横浜の友達に、お土産だってよ、明日、何時の新幹線だって?
●知らない、でも、昼にはここを出るって言ってたよ、
●そうか、今年は陽気もよかったから、甘いな、
●うん、
●この調子じゃ、冬は冷えるだろうな、
●そういうもの?
●そういうもんだ、この辺りはな、盆地だし、海も遠いから、夏と冬の寒暖差が大きいのさ、特に暑い夏の年の冬の寒さったら、山神様の仕返しかと思うくらい、()てつくぞ、
●あのさ、おじいちゃん、
●うん?
●マフラ?
●そう、冬になったら、使ってね、じゃあね、
●お~うん、
●また来年、
●竹川、そろそろ理科室行ったほうがいいんじゃねえ?
●あ?本当だ、皆、行っちゃったんだ、
●先、行ってよ、
●うん、ありがとう、
●ご走様、
●なに?もう要らないの?あ?またご飯の前に、なんか食べたでしょ、大食すると太るわよ、
●食べてないってば、もう、お風呂入る、
●竹川、竹川、
●あ、おはよう、
●おはよう、そこ、足元、凍ってるぞ、滑、危ない、
●ありがとう、
●寒いな、今日、お前さ、最近、なんかぼうとしてね、しかし、もともとちょっと、

に、会いたいです、に、触れたいです、
●それが新しい制服?
●うん、
●あっというだな、もう高校生か、
●そうだわ、  
●最近はもう飛びついて来ないな、
●当たり前でしょ、あれだけぶすぶす殴っておいて、楽しみだな、後3年して卒業したら、こっちの方で就職探すつもりなの、そうしたら、もっと一緒にいられるわ、秋も、冬も、春も、ずっと、ね、
●蛍、 俺のことを、すよ、俺は妖怪ではない、けれど、もはや人でもない、人の子だったらしいけど、赤ん坊の、この森に捨てられたんだ、捨てられたばかりの俺は、手が付けられないほど泣いたらしい、まるで、捨てていった親を呼び続けるように、いつまでも泣きやまなかったそうだ、本来その、命を終えていたはずだっだけれど、山神様が哀れて、妖で生かし続けてくれている、それに甘えて、いつまでも成仏しようとしない、幽霊のようなものなんだ、蛍、忘れてしまっていいんだよ、妖でたまられている体は、とても脆い、本物の人の肌に触れると、が解けて消えてしまう、そんなあやふやなもの、君がいつまでも、
●触れると消えてしまうなんて、まるで雪のようね、私ね、、冬のも、のことを考えていた、秋も、春も、、忘れないでね、わたしのこと、忘れないで、時間がいつか、私たちを分かつでしょう、けれど、それでも、そのまで、一緒にいようよ、妖怪祭り?
●違う、妖怪たちの夏祭り、
●大差ないじゃない、
●ニュアンスが全然違うだろう、
●ニュアンス?
●蛍はまだ小さくて、怖がるかと思って誘えなかったけど、今夜、家を抜け出してくれるか、ずっと一緒に行きたいと思っていたんだ、
●い、行きたいです、
●では、八、いつものところで、
●でも、妖怪ばかりの祭りで、ちょっと怖いかな、しかも夜だし、
●大丈夫、かけは人の祭りと変わらない、人の祭りを真似した遊ぶ祭りだし、蛍は俺が守るよ、
●そういうこと言われると、び付きたくなってしまう、
び付けばいい、本望だ、
●行こう、
●待って、待ってよ、
●本当だ、人間の祭りとほとんど同じ、みんな人に化けてるの、
●そう、事だろう、々は人もそれとは知らずに、迷い込んで来るらしい、
●岩ちゃんたちのことね、
●だれ?
●へへ、
●蛍、
●うん?
●そっちの手首にこれをびな、迷子になる、
●うん、デートみたいですね、
●デートなんですね、行こうか、
●うん、
●はいよ、
●ははは~、変なの、ほら、ほら、あの子のしっぽか、
●へへへ、
●あ、ごめんなさ~い、
●あ~、おかしかった、みんな頑張って化けているのね、まるで物真似大会みたい、毎年こん●なの?
●ああ、そうだな、夏が来るたび、蛍、俺、もう夏を待ってないよ、離れていると、人込みを掻き分けてても、蛍に会いに行きたくなるよ、その面、やるよ、
●きっともう、彼は次の夏、あの場所へは来ないでしょう、きっとこれが、最後の、
●待ってよ、あ~、
●危ない、
●大丈夫?
●うん、ありがとう、
●気を付けてね、、あ、今の子、人間?
●来い、蛍、やっとお前に触れられる、好きだよ、
●うん、私もよ、緑深い、ここは山神の森、
●蛍、ありがとう、
●私たちはずっとと一緒にいたかったけど、
はやっと人に触れたいと思ったんだね、
●やっと人に抱き締めてもらえたんだね、
●しばらくは、きっと夏を心待ちにはできないでしょう、胸が痛んで、涙が溢れて、けれど、手に残る温もりも、夏の日の思い出も、私と共に生きてゆく、さあ、行こう、行きましょう、

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