中国GDP前年比3.0%増政府目標大幅に割り込む異例の事態
(2023-01-17 16:27:36)
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中国国家統計局が17日発表した2022年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年比3?0%増だった。新型コロナウイルスを厳格に封じ込める「ゼロコロナ政策」を巡る混乱や不動産不況が響き、成長率は21年(8?4%)を大きく下回り、コロナ発生直後の20年(2?2%)以来の低水準。中国政府が掲げた「5?5%前後」の目標を達成できなかった。成長率が政府目標を大幅に割り込むのは異例だ。
22年10~12月期の成長率は2?9%で、7~9月期の3?9%から減速した。ゼロコロナを転換した12月上旬前後の感染急拡大が響き、上海市などでのロックダウン(都市封鎖)が直撃した4~6月期(0?4%)以来の水準だった。
ただ、大都市では既に感染が一巡している地域も多く、市場関係者の間では23年の中国経済は春先以降に本格回復し、5%前後の成長に回復するとの見方も出始めている。
GDPと同時に発表された経済指標によると、個人消費の動向を示す社会消費品小売総額は22年通年で前年比0?2%減で、20年以来のマイナスに転じた。コロナの感染拡大に伴う外出の規制や自粛、所得の伸び悩みなどで消費者心理が悪化した。固定資産投資は5?1%増。
鉱工業生産は前年比3?6%増だった。電気自動車など新エネルギー車は好調だったが、半導体(集積回路)などが大きく落ち込み、21年の9?6%増から大きく減速した。輸出(人民元ベース)は10?5%増だが、増加幅は21年(21?2%増)から半減。月別では10月から3カ月連続でマイナスだった。【北京?小倉祥徳】