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一级阅读测试16-17
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一级阅读测试练习16
次の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1?2?3?4か
ら一つえらびなさい。
(1)
野口英世(1876~1928)は、黄熱病の研究で有名な学者である。苦労して医学の勉強をしたが、有名な大学を出ていなかったため、当時の日本ではいい仕事が得られなかった。そこで、彼は可能性を求めてアメリカに留学した。アメリカでは研究が認められ、博士号を受け、ロックフェラー医学研究所の研究員になることができた。野口英世は日本で生まれて育ったが、彼を一流の研究者に育てたのは、自由なアメリカの医学界である。日本人は野口英世を日本の医学者と考えているが、アメリカ人は彼をアメリカの医学者と考えている。
問い上の文章の内容と合っているものはどれか。
1野口英世は招かれてアメリカに留学した。
2野口英世はアメリカで医学の勉強を始めた。
3野口英世はアメリカで一流の研究者になった。
4野口英世はアメリカでは日本の医学者と考えられている。
(2)
10年前のことですが、そのころ小学校1年生だった娘が帰宅し、おやつを食べながら「私のお母さんって何もしていない人でしょう」と可愛い口元を動かしながら言いました。社会の「働く人々」という単元で、親の仕事について勉強したらしいのです。ショックでした。結婚以来、体力的に家庭と仕事の両立は難しいと思い、ずっと専業主婦として家を守ってきたのに、幼い娘にとって主婦という立場は「働く人々」の中には入れてもらえなかったのです。
問い「ショック」だったのは、なぜか。
1娘が成長したことに初めて気がついたから
2娘にとって筆者は「働く人々」には入らないから
3小学校では間違ったことを教えていると考えたから
4自分が仕事をした経験がないことにきがついたから
(3)
休むというのはどういうことであるか、それがよくわからない。よくわからないからうまく休めないのかという気もするのだが、このあいだも、ある仕事が一っ切りついて、普通ならさあ一休みと言うところだが、例によってどう休んでいいかわからない。手当たり次第に本や雑誌を読んでいるうちに一日が経ってしまって、そして休んだと言う満足感どころか、なにやら無駄をしたというむなしい気持ちが残るばかり。いつもこういうふうである。
問い「こういうふう」とは、どういうふうなのか。
1いろいろな本や雑誌を読んで満足感を味わう
2休むと言うことはどういうことかを調べる
3休み方がわからず、一日を無駄にした気がする
4一つの仕事を終えると、すぐに次の仕事を探し始める
(4)
ところで、保険とはなんでしょうか。人は事故や病気で、いつ死ぬかもしれません。(中略)こういう不幸は、偶然で、起こるかもしれないし、起こらずにすむかもしれません。ただ、不幸にあう人は、非常に少ないことはたしかです。「不幸にあうかもしれない」と思う人がたくさん集まって、1その時にそなえて、少しずつお金を出しあえば、大きな額になります。「ちりも積もれば山となる」です。その大部分の人は不幸にあわずにすみますから、不幸にあったわずかな人は、ほかの人たちが払ってきたまとまったお金をもらえる、というのが2保険の基本的な考え方です。
問1①「その時」とは、たとえばどんなときか。
1保険に入った時
2人がたくさん集まった時
3お金が大きな額になったとき
4火事や病気になったりしたとき
問2②「保険の基本的な考え方」に含まれるものはどれか。
1事故で死んだり、家が火事になったりする人は少ない
2みんなで少しずつお金をだし合えば、不幸にあわない
3自分が死んだ後のことを心配しても仕方がない
4自分が不幸にあう心配をする人はあまりない
解答与注释
(1)-3
次の文章を読んで、後の問に答えなさい。答えは、1?2?3?4から最も適当なものを一
つ選びなさい。
この文章は、取材(記事などを書くために、人から話しを聞くこと)について書かれたものです。
最も大切なことは、自分がその相手から聞くべきことを知っておくことである。これはあまりにも当たり前の事で、人に話しを聞こうとする場合の当然の前提だから、とりたてて注意を払うべきことではないと思われるかもしれない。しかし、私に言わせれば、これ以上に本質的に大切なことは何もなく、あとは大部分が瑣末なテクニック論である。
「問題を正しくたてられたら、答えを半分見出したも同然」
とよくいわれる。これはまったく(①)。同様に、聞き取りに際しても、聞くべきことはわかっていれば、半分聞き出したも同然なのである。
最近私は、人に取材するばかりでなく、人から取材されることも結構多くなった。2それでわかったことは、自分で何を聞くべきかが充分わかっていないで人にものを聞く人間がいかに多いかである。
「いかがですか?」
「ご感想をちょっと??????」
と水を向けるだけで、相手が何かまとまりのあることを当然にしゃべってくれるものだと思い込んでいるおめでたいジャーナリストがあまりにも多いのだ。まるで3こちらがラジオかテレビのような機械で、「きっかけの一言」というスイッチを入れると、あとは自動的に番組が流れ出てくるものとでも思っているかのようだ。
こういう人がおおくなったのも、4テレビの悪影響だろうと思う。テレビのインタビューというと、実際、一言水を向けるだけで、べらべらまくしたてる人が大部分なのだ。世の中にはしゃべりたがりの人が多いのも事実だが、テレビの場合は、編集をしたり、事前の打ち合わせをしたりしているから、しゃべりたがりでない人もしゃべりたがりのように見えてしまう。私にしても、ほんとは非常に無口の人間なのだが、テレビを通してしか知らない人はよくしゃべる男と思っていることだろん。
そう思い込んでいるひとがジャーナリストの中にもいて、そういう人が私を電話取材すると5妙なことになる。
「〇〇について、ちょっとご感想をうかがいたいんですが」
「はい」
といったまま私は黙っている。先方は、それだけで当然私がしゃべりだすのだろんと思って、やはり黙って待っている。しばらく奇妙な沈黙がつづく。やがて、先方がどうもスイッチがちゃんと入っていないらしいと考えたのか、6もう一度スイッチを入れ直す。
「〇〇について、ちょっと感想をうかがいたいんですが」
「はい。どうぞ」
と私は答える。「どうぞ」といわれてはじめて先方は、水をむけただけでは足りなくて、なにか質問をしなければいけないのだということに気がつく。(中略)
安易な問い方をし、それに安易に答え、その安易な答えに満足して問答を終わるという最近のテレビ?インタビュー的風潮に私は反発しているので、いいかげんな質問者にはわざと意地悪く質問を返し続けることがよくある。はじめの問いがいいかげんでも、自分の中に問うべきものをしっかり持っている人は、質問をかえされたとき すぐにきちんとした質問で切り返すことができるものである。しかし、それを持たない人はまともな質問がついにできない。
注1瑣末な:重要でない
注2水を向ける:相手が話し始めるようにすること
問1(①)に入ることばとして適当なものは何か。
1不思議である
2おかしい
3ただしい
4同じである
問2②「それで」を別の表現で言うと、この場合、次のどれが近いか。
1人に取材して
2人に取材されて
3人に取材できて
4人に取材させて
問3③「こちら」とは何を指しているか。
1筆者
2読者
3しゃべりたがりの人
4おめでたいジャーナリスト
問4④「テレビの悪影響」とは、この場合どんなことか。
1みんながよく話すようになったこと
2無口の人がいなくなってしまったこと
3人はみんなおしゃべりだと思う人が増えたこと
4テレビのインタビューに出たがる人が多くなったこと
問5⑤「妙なことになる」のは、なぜか。
1質問に興味がないから
2質問が聞き取れないから
3質問がはっきりしていないから
4質問の内容が気に入らないか
問6⑥「もう一度スイッチを入れ直す」とは、この場合、何をすることか。
1電話をかけなおす
2同じことを繰り返して言う
3丁寧な言い方に変える
4テレビのスイッチをもう一度入れる
問7この文章で筆者がもっとも言いたいと考えられることは何か。
1取材されるときは、相手の質問内容をよく確かめるべきである
2取材されるときは、なるべく自分の意見をはっきり言うほうがいい
3取材するときは、相手の都合をよく調べてからしなければならない
4取材するときは、聞きたいことをよく考えておくことが大切である。
解答与注释
問1-3
一级阅读测试练习17
問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1?2?3?4から最も適当なものを一つ選びなさい。
日本人にとって①山は山以上のものであった。山を見ながら、人は自然の懐に抱かれている人間というものの存在のありかをはっきりと自覚することができた。(②)、国破れて山河ありというとき、山河にいつもかわらぬ、共同体の帰属する心の故郷を持つことができた。
自然破壊は、自然の生態系を破壊するばかりではない。③近代科学的な自然保護、そのような自然観ばかりが先行すると、文化としての自然をないがしろにすることになる。
たんなる地質学的な山や植物学の標本のような自然は、いわば、(④)。どこまでいっても、利用される素材としての自然をこえるものではない。よりよく、末ながく有効に利用しようという配慮いがいの何物でもない。そこで、自然を愛そうといい、あるいは、大切にしましょうといっても、究極的には(⑤)という生産社会の論理をあてはめているにすぎない。
山が山以上のものであるということ、文化としての自然があるということは、自然が人間の精神文化の充実にかかわっているということである。個人はもとより、山を仰ぎみる共同体の意識の形成、感性の熟成、歴史観の成立に、山がふかくかかわってきたし、今後もそのようなものとして人間の目に見えない、いわば⑥第二の自然を形づくっているということである。私たちが、産業社会の論理に行き詰まったまま、そこへ帰ってゆくことによって、見失われた日本人の根拠とのつながりを、心の奥ふかく抱いている奥ふかい真理への愛や、故しれぬ超越者なるものとのつながりを見出す途でもある。それをひろく、宗教的な情緒といってもいい。このような感性は、山を仰ぎ見、先人のさまざまな思い入れをしのぶとき、今日でも、私たちのうちに甦ってくる。
注1ないがしろにする: 軽んじてはいけないものや人を軽くみること
注2熟成: ものごとや物が、時間をかけてようやくできあがること。
注3故しれぬ: わけのわからない、得体のしれない。
問1①「山は山以上のものであった」とはどういうことか。
1山は自然的なものだけでなく、精神的なものをも日本人に与えてきた。
2日本の山はそこに生きるすべての生き物に、多くの恵みを与えてきた。
3日本の山々は並の山ではなく、とてつもなく大きく険しいものであった。
4山は自然の恵みばかりか、たくさんの貴重な資源を日本人に与えてきた。
問2(②)に入る最も適当な言葉はどれか。
1それで 2一方 3だから 4しかい
問3③「近代科学的な自然保護」とはどんなことを目的としたものか。
1よりよく、末ながく有効に自然を利用しようとすること。
2自然の生態系を重要なものと考えて、これを第一に保護すること。
3自然の懐に抱かれている人間を大切にする、精神主義をめざすこと。
4奥ふかい真理への愛や、超越者とつながる宗教心にあふれること。
問4(④)に入る最も適当な文はどれか。
1自然の遺産である。
2自然の残物である。
3自然の宝庫である。
4自然の断片である。
問5(⑤)に入る最も適当な言葉はどれか。
1利潤追求 2資源保護 3環境破壊 4共同意識
問6⑥「第二の自然」とあるが、ここでは「第一の自然」はどのようなものか。次の組み合わせから正しいものを選びなさい。
1資源と論理 2素材と真理 3資源と宗教 4素材と文化
問7⑦「このような感性」とはどのような感性か。
1山に、自然と人間との調和と安定を願う感性。
2山に、共同体の繁栄と豊富な資源を期待する感性。
3山に、真理への愛や超越者とのつながりを見出すような感性。
4山に、日本人の根拠とのつながりを探し求める感性。
解答与注释
問1-1 問2-2 問3-1 問4-4 問5-1 問6-3 問7-3
(1) ある人は科学をもって現実に即したものと考え、芸術の大部分は想像あるいは理想に関したものと考えるか
もしれないが、この区別はあまり明白なものではない。広い意味における仮説なしに科学は成立しえないと同様
に、厳密な意味で現実を離れた芸術は不可能であろう。
問この文章の要旨として最も適当なものはどれか。
1科学は現実的なものであり,芸術は想像?理想から成り立っていて、両者は相反するものであり、永遠に平行す
るものである。
2仮説なくして科学が成立しないのと同様に、想像なくして芸術は成立しない。科学も芸術も想像力に負うところが
非常に大きいというべきであろう。
3科学と芸術とはともに現実を超越した仮説や想像によって成立するものであり、その点ではお互いによく似た現
象面を有しているのである。
4現実的な科学の中にも多分に仮説が含まれ、一方想像や理想を主とする芸術の中にも多分に現実を含んでい
るものである。
(2) 思想もしくは力いよって勝った人々を私は英雄と呼ばない。私が英雄と呼ぶのは、心に拠って偉大であった
人々だけである。彼らの中の最大な一人のその人が言ったとおり、「私は善以外には卓越の証拠を認めない」。人
格が偉大でないというところに偉人はない。偉大な芸術家も偉大な行為者もない。あるのは唯さもしい愚衆のため
の空虚な偶像だけである。時がそれらを一括して滅ぼしてしまう。成功はわれわれにとって重大なことではない。真
に偉大であることは重要であって、偉大らしくみえることは問題ではない。
注1卓越: 他よりはるかにすぐれていること。
注2偶像: 神仏にかたどって作った像のこと
問ここで、「善」と同じような意味を持つ言葉はどれか。
1思想 2英雄 3人格 4成功
(3) 夏休みに遊びまわる子供を見て、「学力が落ちはしないか」「怠けぐせはつきはしないか」という不安やあせり
を生む基盤として、子供の能力や気持ちを尊重し、黙ってみていることのできない親の姿勢が問題になります。た
えず親の立場から先回りの心配をし、干渉をし、親の安心できるわくにはめこもうとする人たちにとっては、学校の
先生や規則から解放されて、子供が自由に判断し、行動できる範囲が広くなると、( )。反対に子供の自発性自
主性を尊重する親にとっては、夏休みは子供の成長を促進する絶好の機会だと、子供とともに喜ぶことができるの
です。
問1( )に入る最も適当な文はどれか。
1とても愉快なのです。
2とても苦痛なのです。
3とても心配なのです。
4とても重要なのです
問2「子供とともに喜ぶことができる」のは、どんな親ですか。
1いつも子供とともに、喜んだり悲しんだりできる親
2いつも子供に関心を寄せ、干渉をしないではすまない親
3いつも子供の能力を伸ばすことを考えている、教育熱心な親
4いつも子供の自主性にまかせ、成長を期待しようとする親
(4) 私たち日本人は、話すことが下手だといわれています。
自分の考えを持っていないということは、この考えを作り上げる考え方を持っていないということである。科理
をつくるには調理法の心得がなくてはできない。ただ何かの思想をもつことはそうむずかしいことではない。それに
はでき合いのいろいろの思想があるからである。日本は今日までいつもそういうでき合いの思想をもらってきて、
「さし根」して育てようとした。民主主義にしても今度がはじめてではなかったが、「さし根」ではやはり激しい嵐や日
照りには堪えきれず、過去においてはいつも枯らしてしまっている。ほんとうに自分の考えをもつためには、それを
もつ手段としての自分の考え方がなくてはならない。
注でき合い:既製または既製品
問「さし根」とは、ここではどういうことか。
1日本人ははなすことがもともと下手であるということ。
2日本の民主主義は別の国から借りたものにすぎないということ。
3日本人は自分で考え出した考えをもっていないということ。
4日本人は思想が貧困でいろいろなしそうをもてないということ。
解答与注释
(1)-2 (2)-3 (3)--3 、4 (4)-2