第5課 たべる
新しい言葉
きがあう 気が合う慣用 合得来
なかま 仲間 朋友,伙伴
おしゃべり おしゃべりな子 聊天
もの 当然
ある~ 某~
かわ 皮 皮
むく 剥く 剥,削
ほうちょう 包丁 刀
かたて 片手 单手
とまる 止まる 停止
すっかり 完全
けっきょく 結局 结果
おかしい 奇怪
あたりまえ 当たり前 理所当然
りゆう 理由 理由
ただ 只是
へん 変ナ 奇怪
くちにする 口にする 吃
たびスル 旅スル 旅行
とち 土地 当地,地区
しりあい 知り合い 相识,结识
かたこと 片言 片言只语
いっぱい 一杯 饱,吃饱
かえってくる 返ってくる 返回
つく 带,连
かこむ 囲む 围绕,围着
とくべつ 特別ナ 特别
どりょくスル 努力スル 努力
使いましょう
A-1「~ものだ」 意味:~するのが当然だ
例:食事のとき、話をする。
→ 食事のときは、みんなで楽しく話をするものです。
→ 食事のときは、話しないものです。
1.
→ プレゼントは、すぐにあけるものです。
→ プレゼントは、くれた人の目の前ですぐあけないものです。
2.
→ 結婚式では、白い服を着るものです。
→ 結婚式では、黒い服を着ないものです。
3.
→ お風呂は、寝る前に入るものです。
→ お風呂は、朝入らないものです。
4.
→ すき焼きを作るとき、肉から先に入れるものです。
→ すき焼きを作るとき、肉と野菜はいっしょに入れないものです。
5.歯は、ご飯の前に磨く。
→ 歯は、ご飯を食べる前に磨くものです。
→ 歯は、食事の前に磨かないものです。
A-2 意味:感慨
例:「トマトの皮のような小さいことでもいろいろ違うものですね」
1.「へえ、三ヶ月でずいぶん日本語が上手になったものですね」
2.「野球を初めてやってみましたが、ずいぶん面白いものですね」
3.「前は、あまり家もなかったのに、ずいぶん賑やかな町になったものですね」
4.「この前会ったときは、まだ小さかったのに、ずいぶん大きくなったものですね」
5.「昨日買ったビール、もうなくなったんですか。ずいぶん、飲んだものですね」
B 「当たり前」 意味:理所当然
例:世界は広いのだから、料理も食べ方もいろいろあるのは当たり前だ。
1.あの人は世界中を旅行しているのだから、いろいろな外国語が話せるのは当たり前だ。
2.彼は友達なのだから、困ったとき、助けてくれる(あげる)のは当たり前だ。
3.ここは有名なのだから、だれでも知っているのは当たり前だ。
4.どこにでもあるのだから安いのは当たり前だ。
5.あの人が書いたのだから、面白いのは当たり前だ。
C 「~てみると、思っていたより~」 尝试一下,发现比原来想的......
例:食べてみると、思っていたよりおいしかったということもよくある。
1.
2.
3.
4.
5.
D 「どうしたら~か」
例:どうしたらその土地の人と友達なれるのかと聞いてみると、「そこの人たちの食べるものをいっしょに食べることだ」という答えが返ってきた。
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2.
3.
4.
5.
たべる
気の会う仲間が集まって、おしゃべりをしながら一緒に飲んだり食べたりするのは楽しいものだ。あるとき、こんなことがあった。みんなで料理を作っているとき、一人がトマトの皮をむいてお皿に並べ始めた。するとほかの人が「あなた、トマトは皮をむかないものよ」と言った。そう言いながら、その人は包丁片手にキュウリの皮をむいている。「あら、私の家ではキュウリの皮はむかないわ」とトマトの皮をむいた人は言う。それからしばらく、むく、むかない、どちらが正しい、正しくないと、みんなが言い始めて、料理の手はすっかり止まってしまった。結局「こんな小さいなことでもいろいろ違うものね」で、この騒ぎは終わった。
自分の今までやってきた食べ方、料理のし方と違えば、少しおかしいと思うのは当たり前のことだが、その理由をよく考えてみると、ただ慣れていないだけということが多い。最初は変だと思っても口にしてみると、思っていたよりおいしかったということもよくある。
世界中を旅している人に、どうしたらその土地の人と知り合いになれるのかと聞いてみると、「片言でもいいから、そこの人たちの言葉を話し、一緒におなか一杯食べ、飲むことだ」という答えが返ってきた。世界は広いのだから、トマトの皮をむく人もむかない人もいる。皮がついているかいないかは問題ではなく、それよりも、同じテーブルを囲んで、飲み、食べ、一緒に笑うことが大切だ。そうすれば、特別な努力をしなくても、いい友達を作ることができるということなのだろう。
まとめましょう
下線に言葉を入れて本文をまとめてください。
どんなことでも、自分の今までやってきたこととやり方が違えば、おかしいと思うものだが、その理由をよく考えてみると、慣れていないだけということが多い。慣れてしまえば、思っていたほどおかしくなかった、ということもある。世界は広いので、いろいろやり方が違うのは当たり前だ。やり方が正しいかどうかということが問題ではなく、ほかのやり方をよく分かろうとすることが大切だ。
話しましょう
A
「『楽しく飲んだり食べたりすれば、友達になれる』と言っていますが、そんなことだけで本当の友達にはなれないと思います。友達になるためには、嫌なことやつらいことを一緒にやってみるとか、もっと大切なことがあると思います」
B
略
書きましょう
A-1
ものだと言った。
例:トマトの皮を、むく人も、むかない人もいる。
→友達が集まって、一緒に料理をしているとき、一人がトマトの皮をむいていた。すると、ほかの人がトマトは皮をむかないものだと言った。
1.電話で自分の会社の社長のことを、「山川社長は~」とは言わない
→敬語の話をしている時、一人が電話で自分の会社の社長のことを言う時には、「山川社長は~」と言うといった。すると、ほかの人が「山川社長は~」と言わないで「山川は~」と言うものだと言った。
2.自分より上の人をよぶときには「~君」とは言わない
→ほかの人をどう呼ぶかという話している時、一人が男の人を呼ぶときに、「~君」と言うといった。すると、ほかの人が自分より上の人をよぶときには「~君」とは言わないものだと言った。
3.スープを飲むときは音を出さない
→食事をしている時、一人が音を出してスープを飲んだ。すると、ほかの人がスープを飲むときは音を出さないものだと言った。
A-2
例:皮をむくかむかないか
→皮をむくかむかないかは問題ではなく、それよりも、一緒に楽しく食べることが大切だということが分かった。
1.お金があるかないか
→お金があるかないかは問題ではなく、それよりも、家族みんなが楽しく生活することが大切だということが分かった。
2.文法をよく知っているかどうか
→文法をよく知っているかどうかは問題ではなく、それよりも、実際にはなすことが大切だということが分かった。
3.口に出して言うか言わないか
→口に出して言うか言わないかは問題ではなく、それよりも、やりたいと思ったことをやることが大切だということが分かった。