日语综合教程第六册 第六課 生命 いのち
(2009-08-15 12:56:02)
标签:
大学日语散文欣赏杂谈 |
分类: 综合日语第六册 |
日语综合教程第六册 第六課 生命 いのち
本文
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語句の学習
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言葉の学習
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文章の構成
語句の学習
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目下
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いまさら
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いとう(厭う)
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忍耐
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満ち足りる
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放心
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手加減
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目下 (さしあたった現在。ただいま。 )
①事故の原因は目下調査中です。
②彼の給料で目下のところやっていける。
③目下の状況ではストライキの早期解決の望みはほとんどない。
④先週から中学校にも顔を見せておらず、警察では目下行方を捜している。
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いまさら(今更)
(一)その事を問題にするのは、今が初めてである、ということを表わす。
(二)決定的な事態に立ち至ったこの時になって、初めてその事を取り上げることを表わす
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いまさら
①「どうしたらいいでしょう?」「いまさら、どうしようもないだろう」
②そんな息子を相手にいまさら説教する気も起らない。
③こういう記事などを読んでいると、いまさらながら暗い気分に陥る。
④こんなことを、まのあたりに見て、 今さらのように、大自然の力強さを、しみじみと教えられた気がする。
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いとう(厭う)(他五)(一)いやがる。(二)いたわる。
①われわれは祖国のためなら、身を粉にする事を厭いません。
②彼は雨にぬれるのもいとわずテントの片づけを手伝ってくれた。
③まだ年は若いのに、世を厭う気持ちが深く、ひたすら仏教関係の書物にばかり読みふけっていた。
④西行の時代には、浄土思想が流行を極めていたので、多くの人が世を厭い、無常を感じていた。
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忍耐(苦しみ?つらさ?怒りなどを、我慢すること)。
①王さんの忍耐と寛容の精神で、交渉はまとまった。
②全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である(萩原朔太郎)
③いやでいやで、しようがない仕事に、長い間忍耐しなければならないことがあるかもしれない。
④プログラミングなのですが、大変根気のいる忍耐強い努力が必要とされます。
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満ち足りる(自上一)十分に満足する。
①その村では人々は満ち足りた生活をしている。
②ひとしきり、自分の子どもの様子を眺めていると、とても満ち足りた気持ちになりました。
③人間はこのくらいのところで自足すべきだし、現に彼は充分に満ち足りていた。
④: 金持ちにも、確かに金はあるが心が満ちたりず幸せじゃない人はたくさんいるんですよ 。
l 放心
(心を奪われて、ぼんやりすること。心配することをやめること。
①母はこころもち青ざめて、放心したように坐っていた。
②大畑がドアを開けて出て行くと、尾島は放心状態で座り込んでいた。
③北川は落ち着きがなく、放心と興奮が半々のような感じだった。
④やっと家に帰れる、この思いが私をしばし放心させた。
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手加減(物の取扱い方のこつ。物事をその場に応じて適当にはからうこと。大目に見る。)
①味のつけ方に手加減が要る。
②動物虐待も激増している。弱い立場のものを手加減なしに襲うケースが目立つ。
③子供たちには私もいろいろきびしく言っておりますけど、お姑さんもお気づきのことがありましたら、手加減しないでしかってください。
④相手が女性だからといって、サーブに手加減するようなプレイヤーを、英理子は好まない。
言葉の学習
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~ものがある
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~かぎり
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~といったらない
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~てならない
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~てしかたがない
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~てたまらない
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~てやまない
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~に堪えない
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~を余儀なくされる
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~ものがある
①一年に一度ほど中国を訪れる機会があるが、なかんずく上海の変わりようには目を瞠るものがある。
②パソコンはすでに一般家庭に入っており、その普及ぶりにはめざましいものがある。
③彼の企画書は結局通らなかったが、いくつかの点で見るべきものがある。
④女性は誰だって若い姿のままでいることを願うけど、それにだってやはり限度というものがある。
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~といったらない
①香港の太平山から見た夜景はそれはすばらしいといったらありません。
②花嫁衣装を着た彼女の美しさといったらなかった。
③みんな女房や女房の両親の言うなりになって……。だらしないったらありやしない。
④うちの隣のアパートにもガキがいるんだけどさ、もう、うるさいったらありやしない。
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~かぎり
①たった一点の差で負けるなんて悔しいかぎりだ。
②夕日に浮かぶ富士山のシルエットは美しいかぎりだ。
③ここで故郷の訛りが聞けるとは、まことに懐かしいかぎりだ。
④ようこそ、おいでくださいました。お会いできて嬉いかぎりです
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~てならない
①常識では考えられないものなので、不思議でならない。
②医者に注意されて、通学はもとより、庭へ出ることも禁じられ、彼女は、退屈でならなかった。
②私は、どうもどこかであったことのある男に違いないという気がしてならなかった。
③その旅行に参加したくてならないが、職場を離れられないので断念した。
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~てしかたがない
①それを聞いた私は、腹が立ってしかたがない。
②のどが渇いてジュースが飲みたくてしかたがない。
③公園で出会って以来、彼女のことが気になってしかたがない。
④暑くて暑くて仕方がないものだから、体を冷やせばよいだろうと思って海の中に入る人間がやたらにふえた。
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~てたまらない
①初めての海外旅行が中止になった。残念でたまらない。
②のどが渇いてたまらない。
③部屋には暖房がないから、寒くてたまらない。
④誰かに助けを求めたくてたまらないが、誰にもそれをいいだせない。
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~てやまない
①たいていの母親は子供に対して学校では優等生、将来はエライ人になることを望んでやまない。
②山田さんは一生そのことを後悔してやまなかった。
③彼女は女優としてずっとその役にあこがれてやまなかった。
④この『江戸川乱歩賞全集』には、ミステリマニアにとって、興味を惹かれてやまないものがある。
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~て堪えない
①このようなお言葉をいただいて、感謝の念に堪えません。
②幼い子供が朝から晩まで通りで物乞いをしている姿は見るに堪えない。
③どう贔屓目に聞いても、あの歌声は聞くに耐えぬ代物だとはいえない。
④ 「このたび占領軍兵士の一部が市民に迷惑をかけたのは遺憾にたえない。この事件で米軍に悪感情を抱くことなく、今後も友好関係をつづけたい」
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~を余儀なくされる
①火事で住まいが焼けたため、家探しを余儀なくされた。
②家族の無理解から気の進まない結婚を余儀なくさせられた。
③これ以上の争いを避けるために、全員が協力を余儀なくされた。
④おふくろは、脳血栓で倒れて、その後五年も寝たきりで生きることを余儀なくされた。
文章の構成
一、猫について
前置き
話題の提起
二、猫に襲われる動物について
話題の発展
三、西欧人の動物との接し方と、動物よりも不幸な人間について
話題の転換
要旨のまとめ
全文の要旨
一、猫について
前置き
第一段
○猫は人間のためには何の役にも立たないこと。
一、猫について
話題の提示
第二段
○猫の動きは無駄がなく正確なこと。
○猫の育児は細心の情愛と無限の忍耐そのもので、人間以上とさえ言えること。
第三段
○猫たちが人間の文明に脅かされていること。
二、猫に襲われる動物について
話題の発展
第四段
○トカゲは猫のおもちゃにされるが、時には対抗するトカゲもいてその姿には感動させられること。
二、猫に襲われる動物について
第五段
○猫はすずめも襲うが、人間には大変残酷に見える行動も彼らにとっては「単純明快」そのものであること。
第六段
○猫に襲われたインコを助けた際に手を強く噛まれたその力に驚かされたが、インコは結局死んでしまったこと。
三、西欧人の動物との接し方と、動物よりも不幸な人間について
話題の転換
第七段
○ルナールの著作にも見られるように、西欧の作家は猟を通して動物たちと付き合ってきたこと。
四、西欧人の動物との接し方と、動物よりも不幸な人間について
要旨のまとめ
第八段
○人間のために不幸な目に遭わされている動物たちだが、本当に不幸なは人間のほうであること。
文章の構成
全文の要旨
身近な動物たちの精一杯命の限り生きる姿には感動を覚えるが、かわいそうに人間の文明のために不幸な目に遭わされている。だがそれでも人間たちの不幸に比べれば、まだ恵まれているのかもしれない。