日语综合教程第七册徒然草(一)
(2015-10-09 16:24:43)
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徒然草日本文学 |
分类: 日语综合教程第七册 |
一.随笔の本質 随笔之本质
つれづれなるままに、日暮らし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
闲来无事,一人独居,整日面对桌砚,我心中烦事纷现,持续写些无聊之事,似乎有一种怪怪的失去理智的感觉。
二. 旅の珍しさ
いづくにもあれ、しばし旅たちたるこそ、めさむる心ちすれ。
そのわたり、ここかしこ見ありき、田舎びたるところ、山里などは、いと目なれぬ事のみぞ多かる。都へたよりもとめて文やる。その事かの事、便宜に忘るな)など言ひやるこそをかしけれ。
さやうの所にてこそ、よろづに心づかひせらるれ、持てる調度まで、よきはよく、能ある人、かたちよき人も、常よりはをかしとこそ見ゆれ。
寺.社などにしのびてこもりたるもをかし。
在这附近,到处转转。田舍山村等处,使人眼前一亮的颇具新鲜感的事物多着呢。有顺便去都市之客在此停留,可代遣书信,告以“此事彼事,便中务请办妥”云云,实在有趣。
恰是在此地,万事被人所牵挂,以至于随身携带之用具,佳者更显其佳,颇具才艺者,姿态万方者,看起来比往常更有趣味。
或潜入寺庙神社等处祈愿,亦有趣也。
三.簡素な賢人の生活 简朴的贤人生活
人は己をつづまやかにし、奢りを退けて、宝をもたず、世をむさばらざらんぞ、いみじかるべき。昔より、賢き人の富めるは稀なり。
唐土に許由と言ひつる人は、さらに身にしたがへる貯へもなくて、水をも手して捧げて飲みけるを見て、なりひさこと言ふ物を人の得させたりければ、ある時、木の枝にかけたりけるが、風に吹かれて鳴りけるを、かしかましとて捨てつ。また手にむすびてぞ水も飲みける。いかばかり心のうち涼しかりけん。孫晨は冬の月に衾なくて、藁一束ありけるを、夕にはこれにふし、朝にはをさめけり。
唐土の人は、これをいみじと思へばこそ、記しとどめて世にも伝へけめ、これたの人は、語りも伝ふべからず。
自身质朴之人,拒奢华,疏财产,无世俗之欲望,为极优秀之品德。自古少见持有巨额财产而贤者。
中国有名许由者,一无身外之物,人见其以手捧水而饮,乃赠与一瓢。有时将其挂在树上,风吹瓢鸣,觉烦心而弃之。仍以手捧水而饮,可见其心中是多么清醇。又有名孙晨者,冬季无夜具,唯有藁一束,夜来入其中而卧,早上收敛。
中国人以其为品行高尚之士,载入史书,留传后世。然而此种人在我国却少有听闻。